佐川印刷:2.5Dプリンティング えひめの魚カレンダー

愛媛の佐川印刷による「2.5Dプリンティング えひめの魚カレンダー」・・・毎年素晴らしい出来栄えですが、今年もまたこれまでに増して秀作ぞろいです。特にヴァーニッシュの艶と、ザラッとした部分のコントロール・・・微妙に打ち方や硬化時間を工夫して変化をつけているものと想像します。

デジタルプリントの初期には「オフセットでは職人技を要し、それが印刷所の差別化要因だったが、デジタルになると学生バイトがボタンを押せば同じプリントが再現できる=差別化ができない」・・・という言説がありましたが、それは誤解です。スキルを要するポイントが版にまつわる部分から、別のポイントに移動しただけで、結局スキルの蓄積は要るのです。それは UVランプの当て方かもしれないし、元データの作り込みの部分かも知れないし、もっと他の部分なのかもしれませんが・・・

デジタルに行こうか行くまいかで悩むのはハッキリ申して時間の無駄!行くと決めたらさっさと初めて、そこに必要なスキルの蓄積を一刻も早く開始することです。

関連記事

ページ上部へ戻る