drupa 写真速報(10):Hall 5 エプソン

【エプソン】

ロゴが大きく写った写真が無かったので前日の準備中の写真を使いました。すみません。元々はオフセット印刷に代表される商業印刷主体の展示会で、それがデジタルシフトして日本のトナー機が受け入れられ、また周辺のフレキソやグラビアも纏めて取り込んだ「印刷業」の展示会という性格のドルッパ・・・そこにインクジェットという技術だけで勝負し、アプリケーションがやや保守本流とは異なるエプソンの出展は微妙な違和感があります。

エプソンも「ホントは FESPA・ITMA・LABELEXPOに絞りたいんだけどな・・・でもやっぱりインクジェット界をリードするエプソンがドルッパにでないというワケにはいかんよな」というホンネがあるのではないでしょうか?・・・知らんけど(笑)

ヘッド外販事業の展示も、ヘルメットのような曲面にロボットを使って撃ったサンプルや、ドロップウォッチャー、Sambaキラーとされる 1200dpiのヘッドなど、しっかりエプソンらしさをアピールしていました。

課題と言えばやはり先日ローランドdgの田部社長が発言した内容「ブラザーの傘下になったらヘッドの供給に伴うサービス(先行情報の提供や波形の開示)などが受けられなくなる」をどう受け止めるかでしょうね。うっかりエプソンの外販部隊ではなく、完成品部隊の競合に買収されたり、競合製品を作ったらそういう罰が待っているのか?・・・なんてことを考えないといけない様では安心してヘッドを使えないですからね。

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