Roq:ハイブリッドプロプラスを発表

2026年1月14日

主にテキスタイル印刷機械の製造を専門とするポルトガルの企業ロク(Roq)は、同社のインクジェット印刷ユニット「ハイブリッドプロ」に新たなプラスアップデートを発表した。これはロクのスクリーン印刷機、特にエコサーキュラーと併用することを想定した設計である。

デジタルユニットとスクリーン印刷機を組み合わせる利点は、スクリーン印刷ユニットで前処理や特殊効果を追加しても生産ラインの速度を落とさずに済むことだ。新型 Hybrid Pro+はより高速で、操作が容易、かつ柔軟性が高いとされ、これら全てが生産性の向上につながるはずだ。高速モードでは1時間あたり最大550枚の生産が可能で、既存の Hybrid Proの400枚/時を上回る。

Roqはスクリーン印刷機との併用を想定し、このHybrid Pro+デジタルユニットを開発した

このデジタル印刷ユニットは、Roq Nowデジタルプリンター第4世代向けに開発された機能を採用している。具体的には、印刷キャリッジへのアクセス改善や日常メンテナンスの簡素化が挙げられる。

Roqは富士フイルム・ディマティックスのスターファイアプリントヘッドを採用している。Hybrid Pro+は12plのドロップサイズを持つ SG600ヘッドを搭載する一方、既存の Hybridおよび Hybrid Proは12plまたは 30plの SG1024ヘッドを使用する。これら全てのヘッドはインク循環システムを採用し、メンテナンス削減のため自動プリントヘッドワイピングとキャッピング機能を備える。Pro+の解像度は 635×1200dpiである。

基本構成では 8つのプリントヘッドを使用するが、色数に応じて最大24ヘッドまで搭載可能だ。標準モデルは CMYK印刷だが、赤(Red)と緑(Green)を追加するオプションがある。最大印刷領域は 500×700mmだが、高速モデルでは縮小され、CMYKの 24ヘッド版では 500×450mmのみをカバーする。エコパスポートおよび GOTS認証を取得した水性テキスタイル顔料インクを使用する。

新型Pro+は内蔵の Roq Fog加湿システムと電子式レーザーしわ検出器を継承し、ヘッド衝突を防止する。さらにX軸にリニアモーターを搭載し、キャリッジ移動精度を向上させた。Pro+には NeoStampa RIPを改良した Roq Studio RIPが付属する。

これにより、基本となるHybridプラットフォームは Hybrid、Hybrid Pro、Hybrid Pro+の3レベルで提供されるようになった。詳細はroqinternational.comで確認できる。

原文はこちら

関連記事

ページ上部へ戻る