武藤:エコソルベントプリンターを更新

2026年1月15日

Mutoh’s new Xpertjet 1641 SR Pro II builds on the original Pro model but with a new printhead for faster speeds.

ムトーは新エコソルベントプリンター「XpertJet 1641SR Pro II」(幅1625mm)を発表した。これは 2022年に発表された初代Proモデルの刷新版であり、完全な新機種ではない。したがって、対象用途は従来と同様で、ディスプレイグラフィック、車両ラッピング、小売店向け看板などである。

ムトーは AccuFineプリントヘッドを新型 AccuFine HD Proモデルに更新したが、これはエプソン i1600から i3200 PrecisionCoreへの変更だと考える。この変更の利点は、PrecisionCoreダイの数が倍増し、ノズルが8列(各列400ノズル)となったことだ。これはグレースケールヘッドであり、解像度は 900×1800dpiから 900×600dpiまで変動する。

旧モデルと同様、新型 1641 SR Pro IIは単一プリントヘッドを採用し、4色対応である。新型ヘッドは 8チャンネルを備えるため、Mutohは1色あたり 2チャンネルの使用が可能となった。これにより速度が大幅に向上し、新モデルは生産モードで 17.63平方メートル/時を達成。これは大半の作業に対応できる速度である。さらに高速なバナーモードでは 25.60平方メートル/時、高品質モードでは 13.19平方メートル/時を実現している。

また、新開発の i-screen EXシステムにより織り込みアルゴリズムを刷新。これにより滑らかな階調表現、色均一性の向上、細部の再現精度が向上した。

CMYK印刷に対応し、旧モデルの MS41インクは新開発の MS51インクにアップグレードされた。MS51インクは再分類された GBLなどの化学物質の使用を排除するため、配合が変更されている。このインクは 1000mlパックで供給され、ゴールド・グリーンガード認証を取得している。ラミネート加工なしでも日光下で最大3年間屋外使用可能とされるが、車両用グラフィックなど環境条件に晒される用途ではラミネートを推奨している。

乾燥システムは改良され、旧 Proモデル比で 20%効率が向上した。新モデルにはその他にも、より正確なドロップ配置を実現する DropMaster2、メディア送り管理の FeedMaster、欠損ノズル周辺をマッピングするノズルエリアセレクト、再利用のための端部バーコード印刷機能 Media Trackerなど、武藤の各種機能が搭載されている。

ワインダーは 3種類から選択可能だ。標準の30kgトルクワインダー、40kgトルクワインダー、あるいは 100kgのヘビーデューティ給紙・巻き取りシステムである。プリンターにはヘリックス・ハーレクイン製ホストレレンダー RIPをベースにしたムトーの Vertelith RIPが付属する。

XpertJet 1641SR Pro IIは現在 EMEA地域で入手可能であり、詳細は mutoh.euで確認できる。

原文はこちら

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