業界各社 2024年度第1四半期決算発表状況:キヤノン

キヤノンの場合は暦年決算なのでここで開示されたのは 2024年度のQ1決算ということになります。

キヤノンは、どうみてもこれを達成するのは無理筋だろうとミエミエなのに「最後まで頑張る」みたいなメッセージを出しておきながら、締めて見れば未達・・・というようなことを繰り返しており「株主をバカにしているのではないか?」と私個人的には思っています。証券取引所幹部にも相談してみました。まあ、その反応を書くわけにはいきませんが「それなりの注目」はしているようです。今回はまだ第1四半期なのでいいですが、このあとは注目していきたいと思います。

特段目立ったことはありません。

年間の売上高見通し・営業利益の見通し共に、期初に発表したものを据え置いています。まあ、この時点で見直しが必要になるのはかなり異常な事態でしょう。

まあ、どうでもいいっちゃどうでもいいんですけど・・・今や「155円/$・165円/€」ですよね?これで、こんな円高レートに据え置くということは「為替でサバ読んでるから、この先少々変なことが起こってもそれで吸収して、年間業績は大丈夫ですよ!」というメッセージを出しているんですかね?まあ、別に悪い方向の話をしているわけではないのでいいんですが・・・釈然とはしませんね・・・

私は「ハード・ノンハード」という分け方には馴染みが無いのですが、いずれにしてもLC(Local Currency)ベースでかなり落ち込んでいますね。

いずれにしても、インクジェットに関する部分はあまり景気のいい話がありません。またプロダクションのインクジェットに関しては drupaなどを見てからコメントしたいと思います。

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