- 2024-4-25
- 日記的備忘録
これは台湾の故宮博物館に展示されている国宝ともいうべきものです。まあ、なにが凄いのかはさておき、こういう「鉱物」を掘り出し、その色合いに合わせて、これから白菜を掘り出し、更に葉の部分に(写真ではうまく写ってはいないけれど)虫まで彫り出している・・・そのあたりの着想力が凄いんだそうです。
故宮博物館に展示されているもの(展示されていないものも、もの凄い量があるらしい)は、蒋介石が中国本土から台湾に逃げてくるときに紫禁城から盗んだものとのこと!え?ダメじゃん(笑)まあ、その正当性はさておき・・・
その辺に話を現地人と話したときに「邪魔をする」のが高校の時に習った「日本語読みでの中国の政治家や文化人の名前」!
蒋介石とか毛沢東とか周恩来とか・・・まあ、高校で世界史を習った人とか、そうでなくともこのあたりは一般常識として知っているであろう政治家の名前!これを「ショウカイセキ」「モウタクトウ」「シュウオンライ」と言っても一切通じません。まあ、台湾の人は例外的に日本語が出来る人が多いので通じる場合もあるけれど、一般的には「ジャン・カイシー」「マオ・ツォトン」「ジョウ・エンライ」でないと通じません。
故宮博物館には、その他にも中国の歴史的な遺物・産物が一杯あるし、そうでなくとも中国の文化人はいっぱいいる。これらについて語り、話をしたい。乾隆帝・康熙帝・雍正帝・朱元璋・王安石・・・杜甫・李白・杜牧・白居易・王義之・・・これらも「ケンリュウテイ」とか「オウギシ」では通じない。李白は「リハク」ではなく「リーバイ」でないと・・・
欧米人はそもそも漢字を知らず「音からはいる」ので逆にちゃんと通じている。日本人はなまじ漢字が「読めて」しまうので逆にそれが邪魔をする!高校の世界史では「是非」いまの中国読みを教えるべし!と思う次第です。日本語読みは放っておいても読めるんだから・・・