ドイツ放浪記(58):時間が止まった町?

旧東独のとある田舎町で富士フイルムの看板を見かけた。偶に壊れかけたものや退色した古いものを見かけることはあるが、これはまだ新しいもののようである。銀塩フィルムが実質的に絶滅した今、この写真屋は富士フイルムのどういうアイテムやサービスで食っているんだろう?

ポーランドの町でも富士フイルムの看板は結構見かける。コダックやアグファが絶滅した今、往年のアナログフイルムメーカーの中で唯一生き残って存在感を示している。

ポーランド中部の別の田舎町ではもっと凄いもの・・・というか「あり得ないもの」を見かけた。Konica Photo Express !コニカが展開していたミニラボサービス(小型の現像機を設置して、フィルムを預かってから小一時間で同時プリントを返す・・・というもの)・・・こちらは看板ではなく、ガラス窓に貼り付けるシールタイプのもの。2003年以降は社名がコニカミノルタになったので、コニカのブランドやレインボーマークのシールは20年以上前のものということになるけれど、とても20年以上経ったようには見えない。

ここは時間が止まっているのか?あるいは写真の歴史博物館なのか?(笑)

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