ドイツ放浪記(92):ウィーン到着・・・ゲリラ豪雨なので部屋呑み

プラハからウィーンの中央駅に到着して、取り敢えず駅前の MOTEL-1にチェックイン!ウィーンはヨーロッパの大都市の中でも一番好きな部類に入る。やはり、どこかにあの映画「第三の男」のイメージを重ねているからだろうか・・・

もちろん、今はあの観覧車のあるプラーターに行ってみても当時の面影は無いが、私が初めてウィーンに泊まった 1984年はまだ戦後 40年も経っておらず、夜に裏通りを歩くと、ひょいとハリー・ライムが顔を出しそうな雰囲気が残っていた。町にも「BDAPEST」とか「BRATISLAVA」といった社会主義圏の方向を示す交通標識が普通にあり(もちろん今もある)、簡単には入国できない社会主義圏のすぐ近くに居るんだ!という感じが、アドレナリンの分泌を誘ったものである。

ウィーンの中央駅は、かつては南駅と呼ばれていたが、この一帯を大規模に再開発して駅を中心に新しい町の一角が出来た感じである。当時は遠距離便は西駅が起点になっていた。

この町も、何度も来ているので、慌てて観光名所を巡りに行こうという感じではない。ゲリラ豪雨なので、まずはロビーのバーで Grüner Veltlinerを一杯!

雨が小降りになった隙に駅にある SPAR(スーパーマーケットチェーン)にてワインと軽食を仕入れて今夜は部屋呑みとする。夏時間なので明るいが、これでも 19:30ごろである。体調もイマイチなので今日は無理をしないで行こう。

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