ドイツ放浪記(60):プロパガンダ映画の舞台

今はポーランド領となり「Kołobrzeg:コウォブジェク」と呼ばれている「KOLBERG:コルベルク」を舞台とした映画は、ドイツの敗色が濃い 1945年 1月 30日に封切られたプロパガンダ映画である。プロイセン王国に侵攻し、コルベルクの要塞を包囲したナポレオン軍に対し、市民が犠牲的精神を発揮して市民軍を組織し、壮絶な戦いを経てナポレオン軍に勝利する。

・・・という話でドイツ国民を鼓舞しようとしたゲッベルスの命令によって巨費を投じて制作されたプロパガンダ映画である。

Von I, JDavid, CC BY 2.5, ソースはこちら

とはいえ、今回観に行ったのは映画の関連ではなく、その一シーンに映っている Backsteinbauの Kolberger Dom(Bazylika konkatedralna Wniebowzięcia Najświętszej Maryi Panny – Kathedralbasilika Mariä Himmelfahrt)である。実はこの町には 1991年に一度訪問していたんだけど、その大聖堂の写真が残っていなかった。

しかし、現在は町の復興が進み、周辺の建物も立て込んできてなかなかその全貌を撮ることができない。ちょっとフラストレーション溜まる(笑) ↓↓ せいぜい頑張ってもこのくらいが限界・・・

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