誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(62):★★★グーベン Guben -4-

★★★グーベン Guben -3- からの続きです

対岸から見えていたあの教会が近づいてきます。近くに来るとかなりの重量感・存在感を感じますね。

歩きスマホで見ている GoogleMapによれば手前のクリーム色のルネサンス建築の建物は「Ratusz」というそうで、ドイツ語の「Rathaus(市庁舎)」がそのままポーランド語化したものでしょうね。やっぱり戦前はこちら側が町の中心だったんだな。

そのレストランのサイトです。Ratskeller Tercetとあります。その Geschichte(歴史)の項目には「レストラン “Ratskeller – Tercet “は1995年から営業しており、グービンの歴史的地区、ドイツとの国境橋から100メートルほど離れた旧市庁舎跡にあります。教区教会跡の魅力的な環境が独特の雰囲気を醸し出し、お客様をこの場所へと誘います。レストラン “Ratskeller – Tercet “は平日11時から21時まで営業しています。当レストランは、1924年にここにオープンした戦前のレストランとして、非常に長い伝統を持っています。後期ルネッサンス様式の店内は、星とメッシュの丸天井で飾られ、親しみやすい雰囲気の中で、当店自慢の料理、グルメなデザート、おいしいコーヒーをお楽しみいただけます」・・・とあります。100年前からあるということですね。

また、こちらには歴史的な写真が収録されています。

えっ、え~~~っ!そんな・・・

そういうことになっていたのか!知らなかったなあ~、ドイツ側からは見えなかった・・・

「14世紀に建てられ、第二次世界大戦で破壊された後期ゴシック様式の「Stadt- und Hauptkirche」の遺跡。2005年、教会再建のためにドイツ・ポーランド支援協会が結成された」・・・と Gubinの独語 Wikipediaにあります。市庁舎は「14世紀に建てられた歴史的な市庁舎は、16世紀と17世紀に何度も再建・増築され、第二次世界大戦で破壊されたが、オリジナルに忠実に再建された」とあります。

戦前の姿はこういう感じだったようです。存在感ありますね~!

★★★グーベン Guben -5- に続きます

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