- 2022-12-29
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★★★バート・ケストリッツ Bad Köstritz -5- からの続きです
さて、お待たせしました(笑)醸造所に行ってみます。今日は祝日で見学は出来ないと思いますが、まあ併設されている居酒屋で呑めれば十分(笑)道路に面したあたりは Fachwerkの建物が保存されていますが、航空写真によれば、奥の方には近代的な工場が建てられています。
独語 Wikipediaにもこの醸造所の項目があるので DeepL翻訳引用しておきます。
Köstritzer Schwarzbierbrauerei GmbHは、Gera近郊の Greiz地区 Bad Köstritzにあり、ドイツで最も古い黒ビール醸造所の一つである。
1543年、いわゆるErbzinsregisterの文書に「Köstritzer Erbschenke」として初めて言及され、ドイツで最も古い醸造所のひとつとなった。1696年にロイス家の伯爵が醸造所を引き継ぎ、「Ritterschaftliche Gutsbrauerei」と改名した。1806年からは、ロイス家の当主が侯爵に昇格したため、「Fürstliche Brauerei」(侯国醸造所)という名称を使うことが許されるようになった。1811年には、6400ヘクトリットル(hl)のさまざまな種類のビールが生産され、ベルリン、ドレスデン、マクデブルク、フランクフルト・アム・マインといった遠方まで販売された。
1906年から1908年にかけて、ツェルシュはケストリッツに工場の建物としてレンガ造りの新しい建物を建てさせた。第二次世界大戦後、1948年10月に国有化され、同年11月25日から VEB Köstritzer Schwarzbierbrauereiとして取引されるようになった。ドイツ民主共和国では、ケストリッツァー醸造所は輸出用のビールを製造していた数少ない会社の一つであった。1956年から 1976年まで西ドイツに、その後ベルリンの壁が崩壊するまで東欧全域に輸出されていたビールである。1979年から 1990年にかけて、全く新しい醸造所を建設した。
1991年4月、ビットブルガー・ホールディングが 100%の株式を取得した。1991年から 1993年にかけて、醸造所の大規模な近代化が行われた。1993年には、「ケストリッツァー・シュヴァルツビア」をドイツ市場で最も重要なブランドとして確立した。ケストリッツァーは、1991年(145,000 hl)から2005年(879,000 hl)の間に総生産量を6倍以上に増やした。ケストリッツァーは現在もドイツにおける下面発酵ビールの黒ビール部門で30%の市場シェアを持ち、市場のリーダーであり続けている。
醸造所に隣接して「Zum Frosch」という居酒屋があります。この日は Himmelfahrt(昇天祭)の休日で Herrentag(男の日)とも呼ばれ、オッサン達の飲酒に寛容な日ということで(笑)ビアガーデンは大賑わい!流石にオートバイはないようですが、かなりの数の自転車があります。これってドイツでは道交法違反にならんのかな?あるいはそれも今日は大目に見てもらえるのかな?(笑)
屋外席は満員ですが、部屋の中は席が有ってラッキー!黒ビールで有名ですが、それは全国ほぼどこでも吞めるので普通のピルスを注文。晴れた日の街歩きの後で喉も乾いていたこともあり旨い!もちろん黒ビールも注文します(笑)
★★★バート・ケストリッツ Bad Köstritz -7- に続きます