- 2020-2-18
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ドイツ帝国の構成国の中のアンハルト公国
今日の「ザクセン＝アンハルト州」に名を残すアンハルト Anhaltを取り上げます。ドイツ帝国成立の時点で切ると「アンハルト公国 Herzogtum Anhalt」として纏まっていますが、ここも分邦（分封）・断絶・再統合などを繰り返してきた歴史があります。アスカニエン家 (Askanier)という、なんだかゲームにでも出てきそうな名前の領主で、その子孫たちが繰り広げてきた歴史の結果です。
Wikipediaの当該項目冒頭には次のように書かれています。「アスカーニエン家またはアスカニア家（独語 Askanier）は、ドイツの家系の1つ。11世紀頃から神聖ローマ帝国の領邦君主として活動、中世から近世を通してアンハルト公国を治め、一族はブランデンブルク辺境伯、ザクセン＝ヴィッテンベルク、ザクセン＝ラウエンブルク、リューネブルク侯領も統治していた。傍流からはロシア皇帝も輩出した。
家名の残る最も古い記録では、「ドイツ・ザクセン＝アンハルト州ザルツラント郡のアッシャースレーベン(Aschersleben)城の城主であり「アッシャースレーベン伯」と名乗って、その名はラテン語で書かれている。近世以降、現在に至るアンハルト家がその主流の血族である。アスカン家とも呼ばれる。」などとあります。アスカニアという家名はAschers-lebenの Aschersのラテン語読みに由来しているということです。
このアンハルト公国を少しバラしておきます。
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Alexrk – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
Anhalt im 18. Jahrhundert mit Bernburg, Köthen, Dessau und Zerbst
しかし何をどうすれば、飛び地を含めてこういう複雑なカタチになるのか･･･謎です（笑）
.svg#/media/Datei:Map_of_Anhalt_(1747-1793).svg)
Von Sir Iain – Eigenes Werk, CC BY-SA 3.0, Link
| 侯国 | 首都 | 城館 | |
|---|---|---|---|
| アンハルト公国の一時代前の侯国 | |||
| Fürstentum Anhalt-Dessau | Dessau |
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| Fürstentum Anhalt-Zerbst | Zerbst |
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| Fürstentum Anhalt-Köthen | Köthen |
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| アンハルト＝ベルンブルク Fürstentum Anhalt-Bernburg |
Bernburg |
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| Fürstentum Anhalt-Ballenstedt | Ballenstedt |
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更に時代を遡っていくと更に二つの侯国の名前が出てきます。
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Von Sir Iain – Eigenes Werk, CC BY-SA 4.0, Link
| 侯国 | 首都 | 城館 | |
|---|---|---|---|
| アンハルト公国の一時代前の侯国 | |||
| Fürstentum Anhalt-Aschersleben | Aschersleben | ||
| Fürstentum Anhalt-Plötzkau | Plötzkau |
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