- 2025-1-16
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教会があります。情報は多くないのですが、それでもググって見ると Kirche Rakow(Zum Heiligen Leichnam Rakow)にヒットします。なんと・・・13世紀以来の歴史を持っているとあります。
ラーコウ教会は、西ポメラニアのズュードルフホルツ自治体のラーコウ地区にある教会建築で、その中心部は 13世紀半ばまで遡ります。
この教会は主に野面積みで建てられており、身廊の南側の壁と傾斜した壁を持つ西側の尖塔のみが煉瓦造りです。四角い聖歌隊席と 2ベイの身廊は瓦で覆われています。聖歌隊席の妻壁は 3つの部分からなるパネルと十字架で装飾され、漆喰で覆われています。尖塔はピラミッド型の屋根があります。聖歌隊席は 8本の肋骨を持つドーム型ヴォールト、身廊は後退した控え壁を持つ交差肋骨ヴォールトです。
内部には、後期ゴシック様式の壁画の遺構、木製の祭壇構造、17世紀の木製墓碑銘、後期ゴシック様式の十字架像があります。説教壇は1728年にエリアス・ケスラーの工房で製作されたものです。
2017年 12月 3日、カールスルーエの鋳造所バッハートで鋳造された新しい鐘が初めて鳴らされました。この鐘は重さ 740キロで、総額 2万5000ユーロの費用がかかりましたが、そのほとんどは寄付金で賄われました。鐘に刻まれた文言は次の通りです。「私は、喜びの声に感謝を込めて、悲しみの声に慰めを込めて、そして神の栄光のために鳴り響く」。 この文言は、以前の洗礼用の鐘、死を告げる鐘、そして主鐘の文言を組み合わせたものです。 1992年のこれらの鉄鐘は、状態が悪化したため、2012年以降は鳴らすことができなくなりました。
2012年以降、プロテスタントの教区は北ドイツ福音ルーテル教会のポメラニア福音教会のシュトラールズント教区に属しています。それ以前は、ポメラニア福音教会のデミン教会区に属していました。
お、人が居た、ラッキー!(笑)近所に住んでいる人で、教会の維持メンテを請け負っているとのこと。まあ、こんな小さな教会でも、放置すると草もぼうぼうに生えるし、お墓やその周辺を綺麗に保つ維持メンテ活動は必要なんだな。ご苦労なことだけど、この人のお陰でこの教会は綺麗な状態が保たれている。牧師さんは常駐はしておらず、イベントがあれば出張して来るスタイルなんだとか・・・
聖霊降臨祭(Pfingsten)の案内や被昇天祭の案内があります。また見学希望者はこちらにご連絡を・・・という案内もあります。
日付は不明ですが地方紙に「ラーコウの教会の補修中に地下納骨所や宝物が見つかった」という記事があります。