プリント&プロモーション:ギフトショーの記事

私が自分の情報収集サイトとして大変重宝しているものの一つに PRINT & PROMOTION があります。限られた自分の時間とリソースを補うためには、ネットの上のニュースサイトをチェックする必要があります。海外発信のニュースは Nessan Cleary のサイトを中心としていくつかをチェックしていますが、国内発ではこちらは毎日チェックする幾つかの有力サイトの一つです。今回、ギフトショーの記事でピンときたものがあったので、PRINT & PROMOTION を運営されておられる中村様のご了解を得て下記ご紹介いたします。

ギフトショーとは、進物用アイテムや販売促進グッズなどの展示会ですが、文房具や飲料などの定番ギフトというより「ひと工夫したアイテム」の提案が多く、小ロットで自社や顧客の社名やロゴを入れるという工夫のためにインクジェットが早くから適用されてきた分野と言えます。

記事で紹介されていたのは、タオルの産地として名高い愛媛県今治の新居田物産のプリントタオル。今治は伝統的にタオルの産地で高級タオルから普及品まで、幅広いバラエティを多くのタオル生産業者が供給してきました。が、昨今では中国製の安価なタオルが伸長して、かつ品質も向上させてくる中で今治の生産業者も変革を迫られています。そんな中で、新居田物産は「プロモーション用の(小型・ハンド)タオル」に活路を見出した企業で、活発な設備投資も行って事業を伸ばしています。

ポイントはインクジェットプリントによるオーダータオルで、イベントや販促物にはもはやなくてはならないものになっています。
新居田物産サイト

もう一つは群馬は桐生の朝倉染布の「撥水風呂敷」。こちらはテレビや雑誌などのメディアに度々取り上げられたり、Gマークに選定されたりしたのでご存知の方も多いかもしれません。

水着の生産を主力事業としているため、生地への撥水加工にノウハウを蓄積しており、それを活かしてポリエステル布にインクジェットでユニークな柄をプリントし、それに撥水加工を施して「撥水風呂敷:ながれ」として商品展開しています。私も海外出張のお土産としていつも持っていくアイテムです。

下にその機能紹介の動画があります。昨今の災害で風呂敷をバケツ代わりにして水を運ぶシーンも現実的になってきた感じもありますが、普段でも(動画後半の)撥水性を活かして、傘の代わりにバッグに入れておくと、何かの折に役に立ちます(実際役に立ちました(笑))

朝倉染布「ながれ」サイト

これらの元記事を初め、業界のニュースをアンテナを高くして広くカバーし、かつタイムリーに発信しておられる PRINT & PROMOTION の中村さんのご努力には敬意を表したいと思います。このサイトを始めて、そのようなことを自分でやってみたからこそ、その負荷と意義が理解できた次第です
記事原文はこちら

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