- 2021-9-20
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★★★アンガーミュンデ Angermünde -1-からの続きです
ここの「Angermünde」って地名、どこかで聞いたことがあるよな~と思って独語 Wikipediaを調べてみると「この地名は、タンガー川からエルベ川への河口に位置するアルトマルクのタンガーミュンデから移されたものである。ドイツ語の川の名前は「新鮮で勢いよく流れる水」を表している。
一時期、Neuが追加されて区別されるようになった。やがて、その繋がりは忘れ去られ。tを「to」とみなし、すなわち「T(o) Angermünde」とし、そこに共通語の「An」を解釈した。そのため、最初の文字(T)は取り下げられた。」・・・とあります。
↑↑(画像はクリックすると拡大します)まあ、Rothenburgとか Frankfurtとか・・・同じ地名が複数の場所にあることは珍しいことではないし、そこに「ob der Tauber」とか「am Main、an der Oder」とかの付加語つけて区別するのもよくあることなわけで、Tangermünde Angermündeみたいに文字が落ちることもあり得るかもしれません。地図を見ても 200km以内の距離なので、人が移動・移民したとしても不思議ではありません。「新」を付けるのもありそうですしね。
ところが Wikipediaの註釈に「この記事や後続のセクションは、十分な根拠を持っていません。十分な証拠のない情報は近い将来削除される可能性があります。情報を調べたり、良い証拠を追加したりして、ウィキペディアを助けてください。年代記の大部分は立証されておらず、地名の由来と矛盾しているようです(例:地名の初出)。–Meinichselbst (Discussion) 20:14, 5 Jul. 2019 (CEST)」なんて書いてあります。なんや、そうなんか!フェイクニュースとは言わないけれど、ちゃんと裏付けのとれた情報ではない・・・ということですね。この後の引用で、かなり時代を遡るものは気を付けよう・・・
この町には今回 2016年に訪問する前に 1998年にも行ったことがあります。↑↑上の写真は 1998年のものですが、廃業したと思われる「K(Konsum)」の八百屋が写っています。
↓↓下のの写真は「HO(Handelsorganisation)」の居酒屋レストラン(Gaststätte)です。かろうじて営業していますが・・・かなり傷んでますね。これがどうなったのでしょうか・・・気になるところです。こういうのを確認したいというのは Nauenの章で書いた好奇心?野次馬根性です(笑)
↓↓ さて、先ずは駅舎からです。駐在時代はクルマであちこちに出かけていたし、それはそれで鉄道が通っていない町にも容易にアクセスができてよかったのですが、2015年にちょっとした事故をやらかしてから運転を封印して、もっぱら鉄道やバスでの移動です。まあ、そうハラを括るとまた違った旅の組み立て方が出来るというものです。
↑↑ しかし・・・この駅舎「胸キュンもの」・・・じゃないですか?(笑)そんなこと思うのは旧東独オタクの鉄ちゃんだけかな(笑)まず、無人駅じゃないのがホッとします。BAHNHOFの書体にもグッときます。そして駅舎のモルタルの色・・・旧東独時代のままのようです。
★★★アンガーミュンデ Angermünde -3-に続きます