誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(26):★ヴェルニゲローデ Wernigerode -3-

★ヴェルニゲローデ Wernigerode -2- からの続きです

この日は Dessauから Halberstadt経由で Wernigerode駅に到着したのですが、同じ構内にハルツ狭軌鉄道の蒸気機関車が牽引する列車が停まっており、いきなりテンション上がりまくりです(笑)この辺は、後半の鉄分特集で纏めて取り上げることにして、ホテルにチェックインして街歩きの画像を優先することにします。

ホテルはマルクトプラッツのラートハウスの横にあり、徒歩 13分と微妙な距離ですがスーツケースを転がして歩きます。


↑↑ クリックすると拡大します

↓↓ 旧市街はさほど大きいわけではなく、ぶらぶら歩いて町を見るだけなら一時間くらいで一周できるような規模です。どこをどう歩くのが正解ということもないほど、家並みは綺麗にリノベーションされています。画像を見ると今回は Breite Strasseと、それと直角に伸びる Burg Strasseを中心に歩いたようです。この町には何度か来ており、最初の訪問はドイツ統一の直前、1990年 8月ですが、既にその頃も他の町の惨状と比べると(あくまで比較ですが)比較的傷んでなかったように記憶しています。

↓↓ この町のシンボル(Wahrzeichen)的なラートハウス(独語 wikipedia)です。ヴェルニゲローデという町の名前はちょっと言いにくいので覚えていなくても、この建物の写真はどこかで見たことがあるという方もおられるのではないでしょうか?

↑↑ ちなみに私が泊まったホテルは、ラートハウスの直ぐ右手にある「Gothisches Haus」ですが、Wikipediaの Wernigerodeの項にある 1890年~1900年頃の写真にも同じ名前のホテルとして写っているのが分かります。またこの建物自体も独語 Wikipediaに掲載されています  ↓↓ 

The town hall, Wernigerode, Hartz, Germany-LCCN2002713843.jpg
Von Library of Congress Catalog: http://lccn.loc.gov/2002713843, Gemeinfrei, Link

↓↓ マルクトプラッツに面したこちらのホテルも由緒あるもののようです。

↓↓ 定番レストランの「ラーツケラー Ratskeller」です。駐在初期に上司から「始めて行く町でレストラン探しで悩んだらラーツケラーに行くといい。外れることはまず無いから」と教わりました。最近はもっと庶民的な居酒屋に行くことが多いんですが(笑)

↓↓ Marktplatzの別アングルからです。2枚上の「Hotel Weisser Hirsch」の全景が見えます。

↓↓ Breite Strasseに入っていきます

↓↓ Breite Strasseに入ってすぐ右手にある「Café Wien」です。独語 Wikipediaには「WernigerodeのBreite Straße 4にある住居兼商業ビル『Café Wien』は、文化財保護リストに掲載されている建物です。ファッハヴェルクの建物は 1583年に建立されたもので、市内で最も古い建物の一つです。1897年からは洋菓子店とカフェが併設されています。1950年代からは、オーストリアの首都の名を冠した『カフェ・ウィーン』として営業しています。」とあります。

↓↓ 下の左は独語 Wikipediaにある「1990年の Café Wien」です。店の名前(看板)が今のものとは異なっています。私も 1990年にこの町を訪問しているので、押入れを探せばこれと同じ写真は出てくるハズです。下の右側の画像は私が 1996年に撮ったものです。既に店名看板の部分は今日のものと同じ形になっています。

★ヴェルニゲローデ Wernigerode -4- に続きます

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