誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(30):マクデブルク Magdeburg -3-

マクデブルク Magdeburg -2- からの続きです

到着したのが夕方の 7時ををかなり回っていたので、取り敢えずチェックインして街歩きをし、どこかで夕食をと思います。ポイントとして Dom(大聖堂)・Breiter Weg・Alter Markt(旧市庁舎があるあたり)を巡ってみることにします。やはり 20年来ていないと町の様子は様変わりし、最後に来た時の印象や記憶が全く意味を成しません。

↓↓ マクデブルク中央駅です。初めて来た東西統一前夜の 1990年や、二度目に来た 1996年にはもっと荒れていた印象でしたが、この訪問時 2018年 4月には、しっかりリノベーションされていました。


ホテルは、1998年に複写機のディーラーパーティを開催した MARITIM HOTEL。駅を出て東に真っすぐ歩き、Otto-von-Guericke通りを横切ると直ぐ左手に見えます。

最上階まで吹き抜けのロビーホールがあり、ガラスのエレベーターに乗って西の方を見ると夕日が沈むのが見えます。4月 22日なのでこれで夜の 8時近い時刻。部屋に荷物を置いて、取り敢えず町をブラブラ歩きに行くことにします。

先ずは、町のシンボルである大聖堂を目指します。そこから Breiter Wegを北に歩きます。Breiter Weg…敢えて和訳をこじつければ「広小路」っていうところでしょうか(笑) そこから東に進んで旧市庁舎を目指してみようと思います。このホテルには 3泊したのですが、昼間はハノーファーで仕事があるので、ゆっくり歩ける時間は意外と少ないのです。

↓↓ クリックすると拡大します。

↓↓ やはり大聖堂 Domは巨大でインパクトがあります。

↓↓ お、Hunderwasserの建物だ!フンデルトヴァッサー・・・日本語で「百水」って号を使ってましたね。この建物は Grüne Zitadelle(緑の城塞)という名前が付いています。どう見てもピンクなんだけど(笑)

↓↓ Breiter Wegを歩いて北上するのですが、正直申して前回歩いた時と印象が様変わり!これについては次項で触れることにします。これは「”Hier begann im jahre 1951 der Neuaufbau der am 16.1.1945 zerstoertrn Stadt” 1951年、ここに於いて 1945年 1月 16日に破壊された町の再建が始まった」と書かれています。

↓↓ お、ソ連風の新古典主義様式の建物が・・・これについても別途触れますが、ベルリンの Karl-Marx-Alleeの建物群の様式ですね。結構、好物だったりします(笑)

↓↓ Alter Markt 旧市庁舎と Magdeburg Reiter(マクデブルクの騎士)のレプリカが見えます

↓↓ ♪ちょいと一杯のつもりで呑んで~♪・・・大体、こうなっちゃう(笑)チェコのビールですね。Radebergerは Dresdenの近くのビールです。

↓↓ すっかり日も落ちて旧市庁舎と、その向こうの Johanniskircheがライトアップされています

↓↓ 夕食は「VAPIANO」を見つけたので、パスタとワインにします。ケルンに本社を置くイタメシのチェーンで、何を食べようか迷った時には結構よく利用していました。独語Wikipediaによれば、コロナの影響で 2020年 4月の破産手続きに入ったとあります。え?そうなの?残念だな~

マクデブルク Magdeburg -4- に続きます

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