- 2021-6-20
- Nessan Cleary 記事紹介
ストラタシスは、同社の GrabCAD Printソフトウェア用のパッケージングソリューションを開発しました。これにより、デザイナーは画面上のアイデアからフルカラーのプロトタイプを 1日以内に手にすることができるようになります。
このソフトウェアは、ポリジェット方式の 3Dプリンタ「J8 Prime」「J7 Series」「J55 Prime」シリーズに対応しています。ポリジェット方式とは、液状のフォトポリマーを造形トレイに敷き詰め、1層ずつ造形していく方法です。この方法では、液体のフォトポリマーを造形トレイに敷き詰め、1層ずつ造形していきます。その後、硬化して滑らかな表面になり、表面の質感を再現するなど、細部まで表現することができます。
透明な素材、柔軟な素材、硬い素材をシミュレートするために、さまざまな素材が用意されています。640,000色以上のカラープリントが可能な VeroUltra材料は、布や木などのリアルな質感を再現し、ガラスやプラスチックのような透明感と滑らかな色のグラデーションを作り出すことができます。例えば、2Dグラフィックスラベルの規格に適合したシャープな文字と画像を持つラベルを付けたガラス瓶のシミュレーションを印刷することができます。また、この技術は、化粧品、メイクアップ、液体などの製品や充填物をシミュレートし、リアルなラピッドプロトタイピングを可能にします。
ストラタシスのデザイン担当副社長であるShamir Shohamは次のように述べています。「パッケージでは斬新さが重要です。また、ガラスやプラスチックのような透明感を、ハイコントラストでシャープな明るいグラフィックでプリントできることに加え、液体の充填をシミュレートできることで、デザイナーはリアルなパッケージのプロトタイプを提供し、早期のマーケティング資産の獲得や、関係者のより良い迅速な意思決定につなげています」と述べています。
パッケージングソフトウェアソリューションは、GrabCAD Printで近日中に発売予定です。詳しい情報は stratasys.comでご覧いただけます。
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