- 2021-3-2
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★★★バート・ランゲンザルツァ Bad Langensalza -4- からの続きです
Bergkirche St.Stephaniから少し町はずれを歩きます。まあ地図で見ると「はずれ」というほどにはハズれてはいませんが・・・かつては店舗や醸造所だっと思われる建物に書かれた屋号なども薄れていたりする、ちょっと枯れた感じの一角です。ここには「ユーデンガッセ Jüdengasse」という、かつてユダヤ人が集まって暮らしていた通りもあります。
上の地図で、青点で示したルートの上半分を、Bergkirche St.Stephaniから東方向(右方向)にぶらぶら歩きます。
↓↓ 下のスライドショーの3枚目・4枚目の左手に写っている白っぽい建物は Schloss Dryburgと推定されます。独語 Wikipediaの解説には「テューリンゲン州ウンストルート・ハイニッヒ地区のバート・ランゲンザルツァで現存する最古の住宅です。かつては濠と外壁ぼある城塞だった L字型の間取りの 4階建ての建物です」とのことで、旧市街ではラートハウスと並ぶ大きな世俗的な建物(教会や修道院ではないということ)ということです。気が付けばちゃんと写真を撮っておけばよかった(笑)
「ユーデンガッセ」というのがあります。ユダヤ人横丁・・・有名なフランクフルトのユーデンガッセは Judengasseですがここのはウムラウトしていて Jüdengasseとなっています。しかし・・・発音の差は難しいよな(笑)
「Jude Bad Langensalza」で検索してみるとこんなサイトがヒットしました。”Alemannia Judaica” Arbeitsgemeinschaft für die Erforschung der Geschichte der Juden im süddeutschen und angrenzenden Raum (ドイツ南部とその周辺地域のユダヤ人の歴史に関する研究ワーキンググループ)の一部です。
CC BY-SA 4.0, Link 私が撮った写真は天気が悪い日で暗く写っているので、公平を期して晴天下で撮られた Wikimediaの Jüdengasse画像を貼っておきます。
「フリーデリケの小城 Friederikenschlösschen」と呼ばれる黄色い建物があります。テューリンゲンの観光サイトによれば「1749年から 1751年にかけて、フリードリケ・フォン・ザクセン=ヴァイセンフェルス公爵未亡人は、町の門にロココ調の宮殿を建て、この町の田園の牧歌的な風景を楽しんでいました。今日、この城は宿泊客向けの案内所やイベントセンターとして、バート・ランゲンサルツァを訪れるすべての人に開放されています。フェスティバルホールでは、演劇や室内コンサートが行われています。ロココ調の建物の地下室では、ジャズコンサートが現在と過去のコントラストを魅力的に演出しています。」とあります。また裏手には公園が広がっています。
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