- 2019-6-24
- ブログ
私にとってのヨーロッパの街歩きの楽しみの一つは「多言語や方言との遭遇とその解読」です。ヨーロッパには英仏独伊西語のようなメジャーな言語の他に様々なマイナーな言語がありますが、それに更に方言が加わって多様な言語文化・地域文化を生み出しています。またそれを巡る(国としての公用語の地位に関する)コンフリクトもありますし、言語と方言の境界に関する見解の相違もあったりして興味は尽きません。まあ、当事者にとっては、単なる知的興味では済まされないのでしょうが・・・
また、マイナーな言語を、メジャーな言語や、現地の人との会話中で読み解いていくのも旅の楽しみの一つとなっています。バルセロナの空港は、構内の案内板は全てカタルーニャ語・スペイン語・英語の3言語併記ですが、ATMにはなんと6言語の選択ボタンがあります。
上段はスペイン語・カタルーニャ語(現地では「カタラ」といいます)、下段の右は英語はいいとして、中段の二つと下段の左は何語なのでしょう?考えてみてください(笑) ヒントは下の地図に・・・殆ど回答ですが(笑)