- 2020-1-28
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私は初めて来た町ではインフォメーションや書店に立ち寄って、その町の歴史や名所について書かれた本と絵葉書を購入します。最初は重いので(ドイツの本は重いです!)ちょっとした観光ガイド的な薄いものを買っていましたが、今どきはそのレベルの情報はネットで簡単に手に入るので、最近は逆にハラを決めて、かなりしっかりした重くて内容もヘビーなものを買い込む傾向が強くなりました。
↑↑最初は上のガイドブックを買ったのですが、思い直して建築物に関してもっと詳しく書いてある右の本を追加しました。
ドイツ(に限らずヨーロッパ全般)の都市の歴史にユダヤ人の存在は大きなポジションを締めています。いつか読んでみようと衝動買い・・・いつになることか(苦笑)
この町が戦争による破壊を免れた、ドイツにとっての終戦前後の事情を書いた本(十数ページのブックレットという感じ)
これはちょっと面白い視点で書かれています。タイトルは「プロイセンがやってくる」みたいな感じでしょうか・・・本音を言えば「プロイセン野郎どもが」としたいところかも知れません。この一角は三十年戦争(1618-1648)以来、ザクセン選帝侯の領土の一部でしたが、ナポレオン戦争後の 1815年のウィーン会議でプロイセン領に編入されました。そのあたりの確執について書いています。
ドレスデンの南東一帯は Oberlausitzと呼ばれますが、そこにある諸都市や名所旧跡についてのガイドブックです。ちなみにこの北側に広がる地域は Niederlausitzと呼ばれます。
なお、これは自分の備忘のためにも書いておきますが、かつて(1346ー1815)この Oberlausitzと、今はポーランド領になっている、ナイセ川の東側 Schlesien(Niederschlesien)の6つの都市で同盟が結ばれていたことがあり、ゲルリッツはその一つでした。
★ ゲルリッツ Görlitz の項目を終わります