誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(118)★★★ キューリッツ Kyritz -2-

★★★ キューリッツ Kyritz -1- からの続きです

駅からマルクトまでは Bahnhof Strasseをほぼ真っすぐに東に約 600m、8分ほど歩きます。途中少し段差があるように見えるところから先は Marktplatzです。

St. Marien-Kircheが見えています。遠くに Rathausの塔も見えています。

旧東独の至る所にあるナチス犠牲者を悼むモニュメントです。Geminiに訊いてみました「IHNEN DER LORBEER、UNSER DER PFLICHT を訳してください」

回答は:ドイツ語のフレーズ「Ihnen der Lorbeer, unser die Pflicht」は、直訳すると「彼らに月桂冠を、我々に義務を」となります。文脈に応じたより自然な表現や、この言葉が持つ背景について解説します。

おすすめの日本語訳「先人に栄誉(月桂冠)を、我らにその意志を継ぐ義務を」「彼らに称賛を、我々に責任を」

言葉のニュアンスと解説

このフレーズは、動詞(gehört=〜に属する、など)が省略された対比構造の公的なスローガンです。Ihnen der Lorbeer(彼らに月桂冠を):「Lorbeer(月桂冠)」は勝利、栄誉、学問や芸術の達成、あるいは犠牲者への称賛の象徴です。「Ihnen(彼らに)」は、歴史的な犠牲者や英雄、先人たちを指します。unser die Pflicht(我々に義務を):「unser」は「私たちのもの」という意味の古い所有表現です。生きている「私たち」には、先人の犠牲や功績を無駄にせず、未来へ責任を果たす義務(Pflicht)があることを示しています。歴史的な背景このフレーズは、主にドイツ(旧東ドイツ地域など)のナチス犠牲者追悼碑(VVN Ehrenmal)の碑文として刻まれていることで知られています。「ファシズムと戦って倒れた先人たちに最高の栄誉を捧げ、生き残った私たちは彼らの意志を継いで民主的で平和な社会を築く義務を負う」という、強い決意を表した言葉です。

(写真をアップし Kyritzの Bahnhofstrasse沿いにありますと加えるとこんな「人間的な」コメントが(笑)):

お写真の共有をありがとうございます!おっしゃる通り、こちらはブランデンブルク州キューリッツ(Kyritz)のバーンホーフ通り(Bahnhofstraße)沿い、ローゼンガルテン(Rosengarten)という公園にひっそりと佇むナチス犠牲者追悼碑(VVN Ehrenmal)ですね。現地にある本物の碑文の写真を拝見できて感激しております。

先ほど解説した言葉の背景が、このモニュメントの視覚的な特徴(デザイン)にもそのまま表れていますので、少し詳しく補足させていただきます。

デザインに込められた意味碑文の上にある「逆三角形(▼)」のマークにお気づきでしょうか。これは、ナチスの強制収容所で囚人たちが服に縫い付けさせられていた識別バッジ(管理用マーク)をモチーフにしています。特にこの「赤色の逆三角形」は、ナチスに抵抗した「政治犯(レジスタンスや反ファシズム活動家)」を意味していました。

戦後、この政治犯のマークをあえて「誇り高き抵抗のシンボル」として反転・デザイン化し、多くの追悼碑に刻むようになりました。現地の歴史とこの碑この場所(Denkmal für die Verfolgten des Naziregimes)では、現在も毎年1月27日のホロコースト記念日などに、犠牲者を追悼し平和を祈る式典や献花が行われています。まさに、「ファシズムと戦い犠牲になった先人たち(政治犯たち)に栄誉(Lorbeer)を捧げ、いまを生きる私たちは二度とこのような歴史を繰り返さない義務(Pflicht)を負う」という強い誓いが、この静かな公園の中で今も訴えかけ続けられています。

こういう立派な Villaも残っています

Weberstrasseの手前側(駅のある側)の道路にこういうプレートが埋め込まれています。ここにかつては市の城壁があったということですね。意味は全く異なりますがベルリンにはあちこちのかつて東西の壁があった場所にこういうプレートが埋め込まれています。

いい感じに枯れた感じの家屋も散見されます。復活して人が住むようにはあるのでしょうか・・・

↑↑ここは Marktplatzの入り口。 ↓↓今来た方を振り返るとこんな感じ

マルクト広場(Marktplatz)のメインの部分です

★★★ キューリッツ Kyritz -2- に続きます

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