- 2025-12-24
- ブログ
アルターマルクトに面して建つ2つの建物を紹介しておきます
旧市庁舎は、ポツダムのアルター・マルクトにあるパラディオ様式の世俗建築です。1753年から1755年にかけて、フリードリヒ大王の命により、ヨハン・ボウマンとカール・ルートヴィヒ・ヒルデブラントの設計に基づいて建設されました。アンドレア・パッラーディオが設計したが、実現しなかったヴィチェンツァのアンガラノ宮殿がモデルとなっています。1945年のポツダム空襲で損傷した旧市庁舎は、1961年から1966年にかけて再建されました。2012年からは、ポツダム博物館の本拠地となっています。
バルベリーニ美術館は、ポツダムのアルター・マルクトにある美術館です。この美術館は、再建された古典主義・バロック様式のバルベリーニ宮殿内にあり、その建築のモデルとなり、名前の由来となったのは、ローマのパラッツォ・バルベリーニです。コレクションや展示は、古の巨匠から現代作品まで多岐にわたり、印象派に重点が置かれています。2019年5月までに、100万人以上の来場者が訪れました。

Von Jean-Pierre Dalbéra from Paris, France – Le palais Barberini (Potsdam), CC BY 2.0, ソースはこちら
中庭に入ってみます。Landtag(州議会)の議事堂なんですね。
こういう「Platten Bau」で戦後に再建された建物も残っています。解体工事中なのでしょうか?
遠景に見えるのはナウエン門(Nauener Tor)・・・ナウエンに通じる道にある城門です。
行先表示板で「Alexsandrowka」とロシア語で書いてあります。
ロシア人コロニー「アレクサンドロフカ」は、ポツダム市内中心部の北部に位置しています。プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世は、1826年から1828年にかけて、かつて62人の兵士で構成されていた合唱団の最後の12人のロシア人歌手たちのために、このコロニーを建設しました。
ホーエンツォレルン家とロマノフ家の親族関係および友好関係により、このコロニーは1825年に亡くなった皇帝アレクサンドル1世を記念して名付けられました。ポツダムの文化景観の一部として、このコロニーはユネスコ世界文化遺産「ポツダムとベルリンの宮殿と公園」に登録されています。







































