誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(47):★★★ゾンダースハウゼン Sondrshausen -9-

★★★ゾンダースハウゼン Sondrshausen -8- からの続きです

この後、鉄道でエアフルトに戻りますが、最後にいくつかネットから情報を拾っておきます。

↑↑ 駅に近くまで戻って August-Bebel-Strasseの緩い坂道を登っていくと、このあたりには戦前に建てられた邸宅(Villa)が修復されて並んでいます。↓↓ しかしの向かい側にはこんな旧東独時代に建てられたであろうこんな建物が廃墟になっています。

ゾンダースハウゼンは「Musik- und Bergstadt:音楽と山(鉱山)の町」として売り出しています。そのシンボルとなるのが「Thüringer Schlossfestspiele Sondershausen」で、2006年以来、6月から7月にかけての4週間、2012年からはゾンダースハウゼン城の中庭で開催されている音楽劇の祭典である。音楽祭は、声楽の勉強を終えたばかりの若い歌手や、芸術家としてのキャリアをスタートさせたばかりの若手歌手を対象としている。ロー・オーケストラ・ゾンデスハウゼンとともに、若いアーティストたちは 2006年から毎年夏に、音楽劇の有名な作品に取り組んでいる。これは、プロの音楽劇の主要作品に参加し、このフェスティバルの雰囲気を体験してもらうことを目的としている。ここ数年、オペラ、オペレッタ、ミュージカルに加え、子ども向けの演劇、バレエ、コンサートも開催している。2018年は、延べ12,800人以上の来場者を数えた。

演奏会場には、ゾンダースハウゼン城の中庭が選ばれた。チューリンゲン祭の期間中は、700人以上の観客を収容できる観覧席がここに設けられる。不規則に配置された4つの翼を持つ城の構造は、この目的のために良い音響効果をもたらす。夜には花火が打ち上げられ、オープニングイベントの一環となった。また、休憩時間にはガイドツアーが行われ、作品の裏側や舞台裏を知ることができる。このとき、城内博物館では、旧ゾンダースハウゼン宮廷礼拝堂や地元の音楽院に属していた16世紀から20世紀の楽器を中心とした音楽コレクションを公開し、「黄金の馬車」を展示している。2018年シーズンから、公演はソンダースハウゼン宮殿の Lustgartenで行われているが 2021年からは、再び宮殿の中庭が会場となる。」

↓↓ Schlossfestspiele Sondershausenの動画(約4分)

↓↓ 一般の方による町のガイド(約10分)

↓↓ こんなに人出が多い日もあるのか?(約25秒)

★★★ゾンダースハウゼン Sondrshausen の章を終わります

シリーズ:誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte に戻ります。

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