- 2023-2-15
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さて、今日はこの後もう一つ町巡りをする予定なので、駅に向かって歩きます。この時点ではまだマルクトや宮殿を見逃したことに気が付いていません(笑)
バウハウス博物館を出たところですが、↑↑ こういう風景を見ると、爆撃で破壊された町を再建するのに旧東独流のやり方をしたんだなというのが明らかです。↓↓ こちらは破壊を免れた建物で、例によって立派な郵便局です。
↑↑ ↓↓ これなんかは戦後のソ連風建築様式ですね!萌え~(笑)
Johanniskirche (Dessau)に接している通りで、この一帯は Johannisviertelと呼ばれています。この一角には Handwerkerhof (Johannisstraße 6), Das Palais Minckwitz (Johannisstraße 10), die Johanniskirche und das Pfarrhaus (Nr. 11), das Palais Bose (Nr. 13), die Alte Bäckerei (Nr. 17) und das Schwabehaus (Nr. 18) などがあり、多くの建物が保存対象となっています。
また、独語 Wikipediaにも載っていますが、中国人女子留学生(李洋潔 / 李洋洁)が惨殺され、その犯人が警察官の息子だったことから、捜査や起訴などに警察の隠蔽工作などが疑われ大きな社会問題となった事件の舞台でもあります。
あ、やっちまった!ヤバいものを見つけてしまった!
「LOGENHAUS(ロージェンハウスと読みます)、FREIMAURER ZU DEN DREI SÄULEN」とあります。
FREIMAURERとは、日本語では所謂「フリーメイソン」と称される秘密結社ですが、正直申して私もそれが何なのか腑に落ちてはおらず、いまだに謎のままそっと触らずに(いずれ調べて腑に落とそうと)凍結しているアイテムなんですよね。こんなところで出てくるなよな~(笑)
FREIMAURER ZU DEN DREI SÄULENを検索すると「St. Johanneslogen St. Olaus til de tre Søiler」がヒットして、ノルウェーのフリーメイソンに関係しているようですが、DeepL翻訳させてみても相変わらず意味不明です。
これ、私が住んでいたリューネブルクにも有ったんです。LOGENHAUSという、北ドイツ風の Backsteinbau(煉瓦作り)の特徴的な建物で、一階には馴染みの中華料理屋が入ってました。入り口玄関の上には「六芒星」のステンドグラスがあり、これも謎のままです。なおこちらは FREIMAURER ZU DEN DREI SÄULENではなく Selene zu den drey Thürmenという別のグループのようです。
しかし・・・こういう秘密結社って、旧東独の社会主義政権下ではどういう状況だったんでしょうかね?そこがまた謎に輪をかけて、自分の中の謎を深めているんです。
ここで思いついて、今話題の ChatGPTに質問してみました。おおおお!長年の疑問が少しは晴れたような!結構使えるかも、これ!
質問:フリーメイソンに関して詳しく教えてください
回答:フリーメイソンは、世界中に存在する秘密結社的な団体で、その歴史は古く、17世紀のヨーロッパに起源を持ちます。彼らは、建築士や石工の組合の伝統的な技術や信条を継承しており、その象徴や儀式には建築の意匠が反映されています。
フリーメイソンは、一般に倫理的価値観を重んじ、自己啓発や社会奉仕活動に取り組むことを目的としています。彼らの活動は秘密の儀式や象徴を含み、多くの場合、入会資格には一定の要件があります。たとえば、男性のみ入会を認める団体が多いことや、信仰告白が必要なことがあるなど、団体によって異なります。
フリーメイソンに対しては、陰謀論や噂がつきものであり、彼らが何をするかについては多くの説があり、真実かどうかは明らかではありません。一方で、多くの有名人がフリーメイソンであることを公言しており、彼らの思想や活動が広く一般に知られるようになっています。
質問:フリーメイソン(Freimaurer)は旧東独ではどういう活動が可能だったのでしょうか?
回答:旧東ドイツ(DDR)では、フリーメイソンの活動は事実上禁止されていました。フリーメイソンが合法的に活動することができたのは、ドイツ再統一後の1990年代になってからです。
DDR時代、フリーメイソンは反体制勢力とみなされ、国家保安省(Stasi)によって監視されていました。Stasiはフリーメイソンに対する偏見と憎悪を示し、フリーメイソンが西側の秘密結社とつながりを持っていると非難していました。
DDRの崩壊後、フリーメイソンはドイツ全土で活動することが可能になり、東ドイツにもフリーメイソンのロッジが設立されるようになりました。今日のドイツにおいて、フリーメイソンは合法的な社会的組織として認められており、多様な活動を展開しています。