東京パック 2021:2月25日 (2)

東京パック(1)からの続きです

東京パックをホンの2時間ほどではありましたが、覗いてきました。西1・2、西3・4、南1・2と順に歩いて、インクジェットが目についたところを訪問しました。忘れないうちにiPhoneの画像の順番(歩いた順番)にメモをアップします。結果として順不同です(笑)

駆け足だったので見落としもあると思います。「ウチもインクジェット関連出していたんだけど、忘れないで~」というのがありましたら画像と情報をお送りいただければ追加します。また、訪問したブースも一部しかインタビューできなかったので「これも紹介してよ~!」というのがありました画像と情報をお送りください。追加します。

画像はクリックすると拡大します。

会場の印象

通路にも人が溢れていたコロナ前の展示会とは様相が異なり、向こう側の壁まで見通すことができる程度です。南ホールはキャンセルのためでしょうか、全部埋まり切っていない印象です。それでも主催者発表では2万人以上の来場者があったととされています・・・

ちなみに 2019年 10月の東京パックは約2倍の来場者(含む出展社スタッフ)だったようです。

マスクはデファクト、各ブースにはアルコール消毒薬も置かれ、中には入場人数制限をしていた出展社(レンゴーなど)もあり、特段の安全面の懸念は無かったと感じます。

サカタインクス

インクジェット関係のパネルの画像をアップしておきます。水系顔料インクでテキスタイル向け・ペーパーナプキン向けがあります。テキスタイル向け水系顔料インクは私としても次世代のキーだと思っています。必ずしも色域や風合いなどの要求が厳しいハイファッションばかりではなく、トートバックやシューズ、家具など布製品は多様な広がりがあります。可能な入り口から入ればいいと思いますね。TXKC/TXSFと2種類表示されていますが、KC(京セラヘッド用)・SF(富士DIMATIXの StarFire用)と想像(笑)

また同社はかねてよりバイオマス素材を原材料としたボタニカルインクに注力しています。サンプルは海外(スペインだな、知らんけど(笑))の段ボールインクジェット機でのプリント事例です。EFIの NOZOMIもポジティブな情報が伝わってきていますし、次項のレンゴーもインクジェットによるパッケージを前面に出しています。ここは既に大きなトレンドになっていますね。

お問い合わせは機能性材料事業部の山口大樹さんまで

レンゴー(RENGO)

大手レンゴーのブースです。「デジパケ」と、そのものズバリの商品名でデジタル印刷のパッケージをアピールしています。確か HPのインクジェット機ですかね、知らんけど(笑)「段ボールはプロモーションツールに」という訴求です。これだけ eコマースが拡大すると、段ボールは単なる輸送用だけでなく、巨大なプロモーションのスペースとなります。ず~っと言われ続けてきたことではありますが、プリンターやインクが各社から出揃ってきて具体化が進んでおり、コロナはそれを加速しています。

SANPO(三宝化成工業):デジカップ

RENGOが「デジパケ」なら、SANPOは「デジカップ」・・・分かり易い(笑)「デジ+★★★」・・・早い者勝ちか(笑)このデジカップのアイデア(カップを回転させながら加飾プリントする)のは、ヨーロッパの展示会では既によく見かけますね。日本には初上陸と書いてあります。スイスのあのメーカーだな、知らんけど(笑) 同社のサイトはこちらです
ブラザーインダストリアルプリンティング
ブラザー工業本体ではなく関連会社のブラザーインダストリアルプリンティングの展示で、DOMINOのコンティニュアスIJのマーキング機器の展示です。

東京パック(3)に続きます

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