- 2020-4-19
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アイスレーベン、ヴィッテンベルクとルターに縁の深い町が続いたので、その流れでアイゼナハをおさえておきます。アイゼナッハで検索するとこんな人物にヒットします(笑) アイゼナハか、アイゼナッハか・・・カタカナ表記の正確さに拘る人もおられるようですが、 Eisenachです(笑)
ここの目玉は、宗教改革の推進者ルターが、選帝侯フリードリヒ3世賢公に匿われ、聖書のドイツ語訳を行ったヴァルトブルク城(Wartburg)でしょう。また、バッハの生誕地であることでも知られます。「非知名度」レベルは低い=よく知られていると思われ ★ひとつでもいいのですが、実際に行ったことがある日本人はそう多くはないとおもわれるので ★★としておきます。
Wappen | Lage | Data |
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Von Störfix in der Wikipedia auf Deutsch
また Eisenachはかつてのザクセン選帝侯の家系であるヴェッティン(Wettin)家のエルンスト系が分邦を繰り返してできたザクセン=アイゼナハ公国(1741年以降はザクセン=ワイマール=アイゼナハ大公国)の首都でした。右上の地図で一番左の緑の部分の北部にアイゼナハがあります。真ん中やや右上にあるのがザクセン=ワイマールです。
初めて訪れたのは 2012年 8月、Marktの写真です。広場は反映している様ですが、裏通りには崩壊寸前の建物もありました。
お約束のバッハハウスには行きましたが、Wartburgは山の上にあり、ちょっと日和って遠くから写真だけ(笑) 町はずれの公園の近くに美術館と思しき建物があります。旧東独時代の建物の雰囲気が出ています。その日は閉館していて中を覗くことはできなかったのですが、庭には錆びついた奇妙オブジェが・・・意味不明ですが、旧東独では「芸術 Kunst」とされていたものと思われます。滑稽なような、ちょっと哀しいような・・・