三十年前のドイツ(7):東西ドイツ国境の画像 -その4- Dömitzer Brücke(ドェーミッツの橋) 

この場所に初めて行った時の衝撃は今も覚えています。Dannenbergというエルベ川沿いによくある、ちょっといい感じの町に行き、そこから東独方面に車を走らせると「エルベ川の真ん中で道路が途切れている橋」があります。橋のたもとで車を止め、橋を歩いて行くとやがて川の中で行き止まりになっており、そこに立つと川の向こうに東独の町 Dömitzを見ることができます。

そして、そこから視線を右に移し、エルベ川の上流の方向を見ると、そこにはなんと鉄道の鉄橋が川の真ん中でプッツリと途切れている光景が目に飛び込んでくるのです。

【Dannenberg(ダンネンベルク)】
エルベ川沿いによくある、木組みの家がよく保存されたいい感じの小都市、人口は八千人規模です。

Rathaus Dannenberg.jpg
Von Torsten BätgeSelbst fotografiert, CC BY-SA 3.0, Link

国境展望地点「ドェーミッツの橋」と書いてある標識

本社の労働組合委員長が駐在員の生活を視察しに訪問・・・見せたのは駐在員の生活ではなく、東西分断の象徴として、川の真ん中で分断された橋!(笑)東独によって破壊されるまで、この橋はエルベ川の向こうまで通じていた

向こう岸には例によって金網フェンスと監視塔が・・・

視線をエルベ川の上流方向に移すと、途中で破壊された鉄橋が見える

勿論、組合の委員長にもお見せする(笑)

鉄橋入り口は人が立ち入らないように封鎖されていた

動画では、以前は封鎖されていた煉瓦造りの鉄橋の入り口が補修されているのがわかります。が、鉄道自体の再開通の計画は無いようです。

Elbebrücke Dömitz
Von Niteshift (talk) – Selbst fotografiert, CC BY 2.5, Link

一方、道路橋の方は再び架橋されて、エルベ川の両岸を結ぶ重要な交通路となっています。当初は復旧に二年以上かかると言われていたのが、工期が短縮されて予定より早く開通して驚いたことを覚えています。

【Schnackenburg – Cumlosen】
西側の Schnackenburgまでしか行ったことはなかった(行けなかった)のですが、旧東独と渡し船で結ぶ唯一の国境検問所が設置されていたようです。

三十年前のドイツ(8):東西ドイツ国境の画像-その5- Harz(ハルツ)に続きます

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