- 2025-4-19
- トピックス
お騒がせ爺さんのトランプ大統領が、毎日毎日ワケの分からない話題を提供してくれるのでフォローする方も大変ですね(笑)ここ暫くは関税が大きな話題となっていますが・・・直ぐに止めてやるって豪語していたロシアによるウクライナ侵略の件はどうなっちゃったんですかね?最近のルビオ氏の言説によれば「お前らがやるきないなら、俺ももう知らんからね」とかなんといって逃げてしまいそうですが・・・
ま、それはさておき、日米間での関税交渉の件は、ああいう論理・倫理の無い爺さん相手ではなにかと大変ですね。石破総理やら赤沢大臣の肩を持つつもりはないのですが、ご苦労様なことです。
さて、ああいう爺さん相手にどのように交渉を組み立てればいいのでしょうか?ChatGPTに訊いてみました。流石の ChatGPTでも持て余すのではないかと思っていたら、非常にマトモな答えを吐き出しました。多分、官僚たちもまずはこれで論理の骨格を作っていたりして(笑)ちょっとご紹介します。
回答:面白いテーマですね。これは国際経済交渉における典型的なすれ違いで、「非関税障壁(NTB: Non-Tariff Barriers)」という言葉がしばしば政治的に利用される場面です。
トランプ大統領に理解してもらうためのロジックは、感情に訴える部分と、論理的な比較の両方を織り交ぜることが重要です。彼の特徴を踏まえて、シンプルでストレート、かつ「アメリカファースト」を否定しない言い回しにする必要があります。
【ロジック構成案】
① 出発点:トランプ氏の主張を肯定的に受け止める
まずは「アメリカの車がもっと日本で売れるべきだ」という気持ちに共感を示します。これが説得への第一歩です。
“You’re absolutely right to want more American cars on Japanese roads. It’s a great goal — America makes strong cars, and Japan is a huge market.”
② 論点を整理:日本市場には「関税はほぼない」
“Japan does not impose significant tariffs on imported vehicles — in fact, tariffs are zero. So the issue isn’t taxes or official government restrictions.”
③ ドイツ車の成功例を提示
“German cars — like Mercedes and BMW — sell very well in Japan, despite facing exactly the same regulations as American cars. No more, no less.”
→ ここで、「規制は同じだが結果が違う」という核心を突きます。
④ 消費者視点を提示:なぜドイツ車が売れるか
“Japanese consumers choose German cars because they offer models that fit their needs: compact size, right-hand drive, good fuel efficiency, and strong brand prestige. They even invest in making Japan-specific versions.”
⑤ アメリカ車の問題点を指摘(批判ではなく“提案”として)
“American car makers often don’t customize their models for the Japanese market. Many are too big for Japan’s roads or lack right-hand drive versions. It’s not about barriers — it’s about meeting market demand.”
⑥ アメリカ企業へのエールで締める
“Instead of looking at Japan as a wall, let’s see it as a mirror. If German companies can win in Japan, American companies can too — with the right strategy. We just need to bring the fight to the market — not blame the market.”
【補足的アプローチ(もしプレゼン形式なら)】
図解で対比する:
輸入関税:米国 → 日本(0%)、米国 → EU(2.5%)
ドイツ車販売台数 vs アメリカ車販売台数(グラフで)
事例紹介:
フォードの撤退(2016年)理由は「競争力不足」
テスラは徐々にシェアを伸ばしている → 非関税障壁ではなく「ブランドと商品力」の問題
このロジックは「トランプ氏が相手」でも、感情を逆なでせずに納得を得られるような構成になっています。ご希望があれば、もっと“口語的”にアレンジしたプレゼン文やスピーチ調にもできますよ。どうします?
とても良い視点です。まさにトランプ大統領(再登場)の交渉スタイルは「全部乗せ」「ディール優先主義」であり、日本側はこの“交渉のフルコース”に対して、非常に戦略的・論理的に対応せざるを得ません。以下に、日本政府の主な「作戦」と「ロジック(論理)」を具体的に整理してみます。
🇯🇵 日本の作戦・ロジック:トランプ流「全部乗せ交渉」への対応
1. 「パッケージ交渉」→「分離交渉」への誘導(分断戦略)
ロジック:
トランプ大統領は関税・非関税・防衛費・貿易赤字すべてを一括交渉に持ち込みますが、日本はこれに対し、**「一括はできない」**と主張し、各分野を切り離して交渉します。
具体策:
防衛費は外交・安全保障の分野として外務・防衛省管轄で対応。
自動車関税や非関税障壁は経産省・国交省の実務レベルで処理。
農業交渉は農水省を通じてWTOやTPPと整合性を重視。
➡️「論点分離」により、取引材料を限定化し、トランプ氏の“ディール構造”を崩す。
2. “相殺論理”:得るもの・与えるもののバランスを取る
ロジック:
日本は一方的に譲歩せず、「あなたが欲しいものを与える代わりに、こちらの利益も確保する」というバランス外交を取ります。
具体策:
米国の農産物輸出要求に対し、「TPP並み水準までなら譲歩可能」という前提を提示(実質的な“TPP代替”)。
自動車関税撤廃を条件に、米国製部品の使用拡大・対米投資拡大でWin-Win構造を提案。
軍事費負担は、実際のキャッシュではなく**「兵器購入」や「共同開発」**で対応し、米軍産業に還元。
➡️「あげっぱなし」にはせず、交渉材料を“等価交換”の構造に。
3. 「数字」による反論(データ戦術)
ロジック:
トランプ氏は感情や印象で「アンフェア」と主張しがちなので、日本は冷静に数字で事実を提示して反論します。
具体策:
「日本の自動車市場は閉鎖的」論に対して: → 輸入車関税はゼロ、欧州車は日本で人気があり、米国車が売れないのは製品戦略の問題であると指摘。
「貿易赤字」論に対して: → サービス・投資収支も含めた経常収支で見るべきと主張。
軍事費について: → 在日米軍駐留経費の思いやり予算はすでに世界最高水準と説明。
➡️ 感情に対しては、ロジック+ファクトで押し返す。
4. 「国際ルール」を盾に(多国間主義の活用)
ロジック:
米国が二国間ディールを好むのに対し、日本はTPP、WTOといった多国間ルールを活用して「一国の意向では動かない」立場をとる。
具体策:
TPPでの合意水準を基準にして、「TPPで約束した以上の譲歩は困難」と主張。
WTO違反となり得る関税強化について、必要なら提訴も検討。
➡️ 多国間ルールを盾に、恣意的要求を防ぐ。
5. “時間稼ぎ”のテクニック(国内調整・選挙利用)
ロジック:
トランプ政権は「即時成果」を求める傾向が強いですが、日本は粘り強く、制度的手続きを活用して交渉を遅延・緩和することがあります。
具体策:
交渉成果の国内反映に「法整備が必要」「地方との調整が必要」など時間をかける。
米国側の選挙時期を逆手に取り、相手側の政治日程を見ながら主導権を取る。
➡️ 時間を味方にし、交渉の「熱」を冷ます。
✅ まとめ:日本の対トランプ戦術の特徴
項目 日本の戦術
交渉の広がり 論点を切り分けて、交渉範囲を限定
譲歩の方向 相殺ロジックで“見返り”を要求
感情的な主張への対応 数字とファクトで冷静に反論
多国間交渉との整合性 TPP/WTOを根拠にルールを重視
時間と制度の使い方 粘り強く、制度や調整を使って時間稼ぎ
もし特定の分野(たとえば「防衛費」「自動車」など)にフォーカスしたい場合、それぞれに絞ってさらに詳しい対応を深掘りできますよ。興味ある分野ありますか?
いかがでしょう?結構まともな答えを吐き出すと思いませんか?こういう交渉において、まず相手を頭から否定しないという原則は押さえてあるし、その後に続くロジックもまあ普通に頷けるものだろうと思います。
そもそも質問に対する回答の最初に「面白いテーマですね」とか「とても良い視点です」などというお世辞からスタートするのも「あざとい」というか、まあ賢いやり方ですね(笑)
こういうツールは使った方が時短になっていいという説と、これに慣れると自分のアタマで考えなくなるという説と・・・両論にいまだ結論が出ていないのもわかるように思います。これ無料版でやってみたのですが、月$20の有料版だと、もっと凄いことを教えてくれるんですかね?
ちなみに迂闊だったのですが ChatGPTの「GPT」の部分を何の略か調べないままだったので、ChatGPTに訊いてみました(笑)右がその答えです!