- 2021-10-4
- トピックス
今年6月1日に東伸工業が、中国の杭州宏華(Atexco)のテキスタイル機を日本で販売というニュースがあり、是非訪問しようと思っていたのですが、コロナ禍・緊急事態宣言でズルズルと延期になり、先週漸く訪問が叶いました。
ニュース記事はこちら
↓↓クリックするとスライドショーになります。
東伸工業として取り扱うのは「MODEL-X:京セラヘッド8個搭載(1色1ヘッドx8)」の昇華転写用紙へのプリント、及び「VEGA8180DI:京セラヘッド32個搭載(1色4ヘッドx8)」のダイレクトプリント機。いずれも東伸工業として自社での品揃えを補完するものです。
プリンターに関しては、世界で一番の激戦区の中国で揉まれ鍛えられた杭州宏華(Atexco)なので、問題があるどころか、ある意味で最も先を走っているとも言えるでしょう。ただ日本や欧州などで売るには、中国製=サポートがおざなり・・・というイメージを払拭する必要があったワケですが。そこを国内においては東伸がサポートするということで、大いに安心材料となるでしょう。輸入代理店といっても、自社でスクリーンとインクジェットの捺染機を開発できるメーカーなので、商社では提供できない安心感があります。
業界で何人かの人にインタビューしてみましたが、概ね同じ意見で、今回 OGBS2021に多数展示されていた「ナンチャッテ中華プリンター」と杭州宏華のはレベルが違うので、それに東伸のサポートが加われば、メカ的には心配はない・・・という感じでした。
本当の実力を見るには、カラマネの指導・RIPの扱い・インクの安定性など、メカ以外の部分がポイントになってくると思われますが、これは日本製のインクジェット捺染プリンターでも同じ課題を抱えているわけです。このあたりは引き続き情報提供を継続します。