- 2019-11-19
- トピックス
明日から 3Dプリンティング(Additive Manufacturing)の展示会 FORMNEXTを視察するためフランクフルトに来て、ついでに Nessanと進め方について打合せをしました。またここまでに申し込みを頂いた皆様からも重要なご提案を頂きました。このあたりを整理して下記に纏めます。なお下記しますが「初日30日木曜日の開始時間を午後から」として、関東圏以外からの方にも参加して頂き易くします。
1.講演テーマ:講演者に依頼中、順次アップします
何人かの方から「講演者の講演テーマを教えて欲しい」というお問い合わせを頂きました。まだ集まっていないので、今は手元にありませんが、順次更新していきます。「上司を説得するのに講演テーマが決まっていないと困る」という方も一名おられました。講演者には下記をお願いしてあります。
1)最近、対外プレゼンをしたトピックス・講演内容をベース
2)貴方の視点から見た産業用インクジェットの技術動向・ビジネス動向
3)過去・現在を踏まえて、次に何が起こる・何を起こそうと考えているか?
4)貴方から見て日本市場は特殊か?どう特殊か?それを打破する提案は?
今回はヘッドメーカー、インクメーカー、部品メーカー、液滴観測装置メーカー、展示会運営者など幅広い分野からの講演者を招いています。ここに、学会のように何か特定の技術軸を通して深掘りするというのは難しいです。それよりも、「幅広い講演者がそれぞれ現在とこの先の産業用インクジェットのビジネスをどう見ているか」を自由に喋ってもらい、質疑応答やパネルディスカッションなどを通じて、それをレンダリングすると何かが見えてくる・・・そういう企画です。
コンファレンスって、黙ってひとの講演を聴くものではないのです。質問という形で自分も参画してインタラクティブに「一緒に作っていく」ものなのです。70%くらいの半製品を、限りなく完成品に近づける、あるいは100%以上のものを得るのは参加者次第と言えます。なお質問は同時通訳が居ますので日本語でオーケー、ご心配なく。
もし上司に訊かれたら「海外主体の幅広い分野の講演者群の視点から、今後の産業用インクジェットを見通す」というのが趣旨とお答え頂ければいいのかなと思います。私が上司なら「俺も行く!」って言いますが(笑)
2.コンファレンスのもう一つの(いや本当の)狙い:ネットワーキング
産業用インクジェットの各分野の代表的な人を含んで「150人規模ものインクジェットになんらか関係している人達」が一堂に会すればなんらかのケミストリーが生まれます。生まれない方がおかしいです。
人数は会場の制約から150人としていますが、テーブルを2人掛けから3人掛けとすると1.5倍の220人規模が収容可能です。海外と国内のブリッジとなるのが私のミッションですが、国内同士でも交流を深めることもミッションとしています。
ネットワーキングのないコンファレンスはあり得ない・・・いつも私が申していますが、それこそが本当の狙いです。まあ、上司に「ネットワーキングに行く」と言っても「なんじゃ、それ?」と言われるかもしれないので前面に出さなくて結構ですが・・・私なら「俺、そこだけでも行く!夕方だけって設定はないのか?」と言いますね(笑)
会社によっては同業が集まるとコンプライアンスとかなんとかを言うところもあるかもしれません。そんなものを目的とはしていませんし、お集りの皆様もそこらへんは「大人の常識」でご対応下さい。価格の談合をしたり、カルテルもどきの相談をしたり、自社の秘密を喋ったり・・・そんなアホなことは大人の常識にはないはずです。
あ、ここに来ていない会社の悪口や噂話までするなとは申しません(笑)
3.参加者名簿:配布します
海外のコンファレンスでは参加者名簿は普通に配布されます。資料バインダーの中にプリント物として入っていることが一般的です。それを見て「ああ、あの人が来ているのか!あとで名刺交換しよう」と閃くことも多いです。
今回も参加者名簿を配布しようと思います。「それはコンプライアンス違反だ!絶対に自分の名前は載せてもらっては困る!」という方は来ないでください(笑)。別の出張に行っていることにしているのでバレたら困る・・・みたいな特殊な事情のある方はお申し出ください。コンプライアンス以外の事情なら、なんらかの配慮は考えます。
データは pdfにして暗号化をしようとは考えていますが・・・こんな話もあるんですよね。くたばれPPAP!(笑)
4.時間設定(重要):初日は午後からです
1月30日木曜日:12:00時~13:30時受付 13:30開始
レセプション終了20:00目途(その後はご自由に)
1月31日金曜日:9:30開始 16:00終了目途(変動有り)
当初は30日を午前中から初めて、31日を早めに切り上げようかと考えていましたが、関西から来られる方や、朝一で会社に顔を出してアリバイ作ってから(笑)という方に配慮?して、30日の午後からスタートとします。
31日の午後後半がダレないように、一番興味深そうな(聞き逃すと残念度の高そうな)講演をそこに持ってくることを画策しています(笑)
5.代理出席(重要):認めます
突発的な出張や、時節柄インフルエンザなど、よんどころない事情により参加できなくなる方が出てくることは想定済みです。その場合代理出席を認めます。
また、2日間の内、1日しか都合がつかないんだけど半額にならないか?なりません(笑)関西人の自分なら言いそうなので、予めキッパリ申しておきます(笑)。その代わり、2日間を2人で一日ずつ分担出席は認めます。
今回のイベントは、日本初の試み(海外のコンファレンスの雰囲気を出来るだけ多くの人にお伝えしたいという趣旨)です。代理出席や分担出席は、そういう意味では趣旨に沿うのでオーケーと考えています。
但し、申し込み時点では管理が煩雑になるので、出席予定の方のお名前でお願い致します。まあ、ネットワーキングレセプションには是非と思いますので、本当は当人が2日間通しでというのがいいんですけどね。
6.プレゼン資料配布
講演者に確認して可能なら事前に配布したいと考えています。講演者によってはコンファレンスでスライドを見るのは当然だが、それをデジタルデータで配布してもらっては困るという人も稀にいます。
そのあたりを含め、基本は配布(できれば事前配布)の方向で手段を考えます。
以上