誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(89)★★★アルテントレプトウ Altentrptow -1-

メクレンブルク=フォアポメルン州のアルテントレプトウ Altentreptowをご紹介します。

今日は朝から RE4(Stadttore Linie:城門ライン)で Teterow、Malchin、Reuterstadt Stavenhagenと訪問してきて Neubrandenburgに戻ってきたわけですが、まだ 15時過ぎなのでもう一つ町を訪問します。

Burg Stargardに行ってみたかったのですが、何故か鉄道の運行がキャンセルされていたので、北に向かって 10km強のところにある アルテントレプトウに行ってみます。ここも非知名度的には★★★でいいでしょうね。ご存知でしたか?(笑)

★3つくらい知られてはいないとは言え、「トレプトウ Treptow」という響きにはどこかで接したことがあるのではないでしょうか?そう、ベルリンにある トレプトウァーパーク Treptower Park・・・ソ連が対ナチスドイツに対する勝利の記念碑の中でも超ド級の公園、あれがあるところです。

そして、その公園を含む一角を「Alt-Treptow」と呼びます。紛らわしいですね!Treptow単体とか Neue Treptowとかいうのは探しましたがなさそうです。

Wappen Lage Data

独語 Wikipedia
公式サイト:Stadtではなく「Amt」というより小さい行政単位ですね
メクレンブルグ=フォアポメルン州の案内サイト
Liste der Baudenkmale in Altentreptow

アルテントレプトウ駅 Bahnhof Altentreptow:ベルリン・シュトラールズントのアルテントレプトウ駅は 1877年に開業しました。駅舎(Bahnhofstraße 17/18)は1878年頃に建てられ、付属の建物とともに、登録建造物に指定されています。

1844年には早くも、シュトラールズント(Stralsund)の企業家たちが、ベルリンからノイシュトレーリッツ(Neustrelitz)を経由してシュトラールズントに至る鉄道建設を求める運動を展開していたが、当初は失敗に終わった。1869年には、ベルリン北鉄道会社がベルリンからノイシュトレーリッツ、シュトラールズント、アルコナまでの鉄道建設を計画し、建設を開始したが、その後倒産した。1875年にはプロイセン王国が未完成の鉄道を入手した。1878年には、新しいベルリン北鉄道がシュトラールズントを終点として開業することができた。

駅は、1878年頃に建設された 2階建てのネオゴシック様式の煉瓦造りの駅舎、貨物取扱所、トイレ棟、付属棟を備え、現在は使用されていない信号所(Trt)が駅の南端と北端(Trf)に、そしてバルコウアー通り(Barkower Straße)にかかる鉄道橋とともに、登録建造物となっている。この駅は、コンテナに収容された軌道図管理センターによって運営されている。

現在も使用されているのはプラットフォームの2本の線路のみで、側線は使用されていないか、撤去されている。地域急行線 RE 5(シュトラールズント – ノイシュトレーリッツ – ベルリン・ズードクロイツ)が 1時間間隔で運行されている(2022年末現在)。

あ、東独の駅のロゴだ!

なんのレリーフなんでしょうね?一つは町の紋章ですが、あと二つは幸せそうな家庭生活が描かれています。まあ、間違いなく東独時代の藻ですね。

駅前のレストランですが・・・ご多分に漏れず閉店(廃業)しています。

★★★ アルテントレプトウ Altentrptow -2- に続きます

関連記事

ページ上部へ戻る