ノルトハウゼン(Nordhausen):シュナップス Doppelkorn

ドイツで冷凍庫に保管してキンキンに冷やして飲む蒸留酒シュナップスというと「シュタインヘーガー Steinhäger」が有名ですが、テューリンゲン州のノルトハウゼン(Nordhausen)にも Doppelkornというのがあります。旧東独時代にも外貨獲得用輸出産品として保護されていたものと思われ、西独でもよく見かけるブランドでした。

最もスタンダードなものは白いラベルの Echter Nordhäuser Doppelkornというものですが、今ではそれを熟成させた高級品(黄色っぽいもの)や、リンゴを原料としたもの、ハーブの入ったものなど様々なバリエーションがあるようです。

南部ドイツを中心として飲まれる「オプストラー Obstler」と呼ばれる果物ベースの蒸留酒は常温で供されるのが一般的ですが、北部ドイツの穀物ベースの蒸留酒「シュナップス Schnapps」は冷凍庫で瓶もグラスもキンキンに冷やして、クイッっと一気飲みするのが一般的です。

ノルトハウゼンの工場には巨大なボトルが立っています

関連記事

ページ上部へ戻る