誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(23):★★シュマルカルデン Schmalkalden -5-

★★シュマルカルデン Schmalkalden -4- からの続きです

さほど大きな旧市街ではなく、下の地図(クリックすると拡大します)の青い点線を辿って Altmarktから Lutherplatzまでぶらぶら歩きます。実際には駅に預けられなかった重たいスーツケースを転がしながらだったんですが(笑)きれいにリノベーションされたファッハヴェルク(木組み)の家なみがいい感じです。今回は Salzbrückeから Lurherplatzまで。いくつの写真は Wiki Commonsからの借用です。

Schmalkalden, Salzbrücke 1-20150807-002.jpgCC BY-SA 3.0, Link

下の画像の中央の建物(2012年撮影)は、上の2枚の木組みが青く塗装された建物と同じです。リノベーションで青く塗装されたものと思います。

Salzbrücke - Schmalkalden - 20120408.jpgCC BY-SA 3.0, Link

Schmalkalden, Steingasse 2, Salzbrücke 5, 6, 7, Stillergasse 1 -20150807-001.jpgCC BY-SA 3.0, Link


「ルター書店 Luther Buchhandlung」・・・上のプレートには「ルターハウス:前の建物は 1525年、後ろの建物は 1370年の「間柱構造建築 Ständerbauweise」・1537年 2月 7-26日にマルティン・ルター博士がヘッセンの教会財産管理官(Rentmeister)の Balthasar Wilhemの客として滞在・宗教改革者(ルター)の説教とカウンセリング(もうちょっとそれらしい訳はないのか(笑))の場所・1837年に Töpfermarkt(陶器市場)から Lutherplatzに改称された。」と書いてあります。300周年記念で改称したんでしょうね。

またその下のプレートには「ここで開催された『シュマルカルデン同盟』の会議の最中に、命に危険が及ぶような結石を患ったマルティン・ルター博士は、1537年 2月 26日、4人の神学者とエアフルトの医師ドクター・シュトゥルツに付き添われて、ヴィッテンベルクに帰るべくテューリンゲンの森を越えてタンバッハに急いだ」とあります。

2017年はルターに関する本が山ほど出版されて・・・不況の印刷業界にもルター効果が(笑)


★★シュマルカルデン Schmalkalden -6- に続きます

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