誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(79)★★ ノイブランデンブルク Neubrandenburg -1-

メクレンブルク=フォアポメルン州のノイブランデンブルク Neubrandenburgをご紹介します。ブランデンブルクと名前が付いてはいますが、ブランデンブルク州にはありません。

4泊したシュテンダールからノイブランデンブルクに移動します。今度はここに拠点を置いて5泊し、ディープなメクレンブルク=フォアポメルンの町を訪問する予定です。このあたりには Backsteingotik(バックシュタインゴティ-ク:煉瓦造りのゴシック)の都市城門がたくさん残っているのが楽しみです。

右の地図はクリックすると拡大します。自分的には Wittenbergeまで北上し、そこから Perleberg、Pritzwalk、Wittstock(Dosse)などを通りながらローカルせんを乗り継いでいく方が好みなんですが、この当時の DBはかなり運行が不安定だったので、幹線でベルリンで乗り換えて行くことにします。

ストで使えなかった切符は後日使うことは出来ない・・・とうニュース。まあ、ユーレイルパスだからあまり関係ないんですけどね。

ICEの連結されているダイニング車両には「Board Restaurant」と「Board Bistro」がありますが、これは後者の方です。作りが若干簡素ですね。

朝飯・・・これで夕方までもたせるのです(笑)

Berlin-Spandau

Wappen Lage Data

独語 Wikipedia
市の公式サイト
公式の観光サイト
メクレンブルク=フォアポメルン州の観光ガイド
バックシュタインゴシックのサイト
Liste der Baudenkmale in Neubrandenburg

ベルリンには山手線のように環状線があって、東・南・西の結節点(山手線の秋葉原・品川・新宿に相当)にはそれぞれ Ostkreuz、Südkreuz、Westkreuzという名前の駅が配置されています。そんな中、北にある結節点の駅には何故か Gesundbrunnenという名前が与えられています。今回よく見ると「Nordkreuz」というサブネームが付けられていました。ちょっと納得(笑)ここからはベルリンの北の方やポーランドに行く列車が発着、あるいは停車します。

これはポーランド国鉄の車両で、DBの ICに相当します。Stettin(ポーランド語 Szczecin)に行く列車です。

ICEではなく ICの専用車両です。この車両は比較的新しい形式で全二階建てになっています。ICEもいいんですが、今は亡き日本の国鉄でいう「急行」に相当する IC(その昔の DBでいう D-Zug)も結構好きなんですよ(笑)

ノイルランデンブルクの駅は綺麗な(?)丸い形をした城壁に囲まれた旧市街のすぐ北にあります。私のホテルは南の城門を出てすぐのところにあるので、毎日 Stargarder Strasseというメインの通りを「通勤」することになります(笑)

Stargardはここから電車で一駅の「Burg Stargard」ですが、Star-(旧い)と Gard(城・町:Stalingrad・Leningrad・Belgradの gradと同じ)の合成語で「古い町・古い城」というようなスラブ系言語由来の地名と思われます。このあたりはドップリとスラブ系諸族の居住地でしたからね。

★★ ノイブランデンブルク Neubrandenburg -2- に続きます

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