誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(77)★★★ オスターブルク Osterburg -3-

★★★ オスターブルク Osterburg -2- からの続きです

地図で言えば一番左の長い辺、Burgstrasse 1から Ernst-Thalmann-Strasseまで、主に Breite Strasseを歩きます。「Breite Strasse(Weg)」は町のメイン通りの名前としてよく使われますね。

しかし、ざっと流してみて頂くと判りますが、数百メートル歩く間の写真に殆ど「人」が写っていません。わざとそういうところを選んで撮ったわけでも、そういう写真を抜き出して並べたものでもありません。

お祭りの飾りつけをしてはありますが、お祭り前独特の高揚感もありません。


上の地図はクリックすると拡大します。

UHREN・・・SCHMUCK・・・時計屋さんというか、所謂「宝飾品」の店だったようですが廃業・閉店したようです

左手の煉瓦造りの建物には「Konditrei Begrends」とあります。ケーキ屋さんですね。開いていたかなあ・・・

右手の店舗らしきものは「Fahrschule」とあります。運転免許を取るための所謂「自動車学校」ですが、ドイツのそれは日本のように「箱庭」で仮免まで取ってから公道に出るのではなく。最初から公道で練習します。この建物は拡大してみると「Gebaut 1871 Weinhandel | Umbebaut 2004 Fam. Franke」とあります。

真ん中あたりに黒いものが見えますが、拡大したら「人」でした(笑)

このあたりは地図でいえば一番上の端、Burgstrasse 1とある近辺です。廃墟が目立ちます。左から二つ目の建物は、白いショーウィンドウのあたりには補修した後が感じられますが、その後外業したものでしょうか・・・

この建物は、屋根の状態はいいように見えますが、下の外壁や窓枠、扉などはボロボロの廃墟状態になっています。ひょっとしたらまず屋根を修理してこれ以上の傷みの進行を食い止め、この後建物本体の修復を行うという手順なのでしょうか?・・・と、期待を込めて(笑)まあ、普通は一気にやってしまいそうなもんですけどね

こちらはその隣(2枚上の写真の左から2軒目)の建物です。店舗としては営業していないようですが、人は住んでいて廃墟にはなっていないように見えます。

ここも真ん中の店舗は廃業しています

KREISHEIMATMUSEUM・・・ザクセン=アンハルト州アルトマルク地方の町オスターブルクに、シュテンダル郡(Landkreis Stendal)が運営するオスターブルク地区博物館がある。

この博物館は、シュテンダル郡の支援を受けており、ブライテ通り4番地にある登録文化財の 2階建て木骨造りの家の中にある。かつては住居兼商業施設として使われていたこの建物は、11の軸線にわたって広がっており、18世紀(1762年以降)に建てられたものである。
博物館のコレクションは 25,000点の品々からなり、そのうち 3,000点はオスターブルクで発見された考古学的遺物である。また、この地方の歴史に関する専門図書館も併設されており、蔵書数は 6,000冊に上る。
オスターブルク地方博物館では毎年 4~6回の特別展が開催されている。建物は 2023年11月以来、建築上の欠陥により閉鎖されている。それ以来、屋根が崩壊しないように補強されており現在、改修工事が行われていて閉鎖中である。

★★★ オスターブルク Osterburg -4- に続きます

関連記事

ページ上部へ戻る