JITF2023:総括報告(講演資料ダウンロードリンクあります)

さる 10月 30・31日に2日間の日程で JITF2023(Japan Inkjet Technology Fair)を開催致しました。海外のインクジェット業界のイベント(IMI・TheIJC・IPIなど)をお手本とし、テーブルトップ展示会・講演・ネットワーキング懇親会から構成されるイベントです。海外にはそういうイベントが存在し、産業用インクジェットのコミュニティに属する人や企業が一堂に会して相互の交流を図る場が有るのに、何故か日本には無い・・・これが日本のインクジェット産業がイマイチ盛り上がらない一因ではないか?では、自分で立ち上げようと思った次第です。

今回の来場者数は、ネットワーキング懇親会参加者が 260名(出展社枠・OIJC会員枠・招待枠・スタッフ枠・プレス・一般参加枠)、一般来場者(出展社社員・一般来場)が収集した名刺のカウントで 600枚(600名)・・・単純合計で 850名ですが、両日とも来場された方や、譲渡されたパスで来場された方をカウントすると、2日間での延べ来場者は 1,000人を軽く超えました。正確なカウントは出来ておりませんが、昨年比で 20~30%増加した感触です。

昨年は第一回目だったにもかかわらず、大変な好評を頂き、今回はその時の様々なフィードバックを可能な限り反映させてブラッシュアップを図りました。まだまだ改善点は多々あることを承知しておりますが、先ずは「無から有」のイベントを立ち上げたことをご評価いただき、更なる改善と発展に繋げたいと考えております。以下、セクションごとに簡単な総括です。

【テーブルトップ展示会】

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また「★ いろいろな方と会えて有益な話ができた」「★ 新しい情報を入手できた」「★ Nessan等、メディアの方に自社製品の紹介ができる」「★ 業界内での繋がりビジネスチャンスの模索に有益でした」・・・など多くのポジティブな感想を頂きました。

✙✙ 沢山有るので折りたたんでいます。展開するにはこちらをクリック下さい
★ 用途展開を考えることに、新しい観点が得られた。
★ 横のつながりが増えた
★ 来場者も多く、よかった。
★ 新情報の入手が出来た(PFAS、SDGSなど)
★ 他の展示会だと営業の邪魔になると思って伺えない他社ブースでいろいろ話が出来る。
★ なかなかお会いできない現場の方や専門的な知見をお持ちの方々と技術的なお話ができたり、各業界での困りごとや要望を聞くことができる点が良かったと感じています。
★ また開発している自身の声で皆さんにアピールできる機会が得られる点も貴重だと感じています。
★ ネットワーキングミーティングでお会いしたことの方々や各業界のレジェンドの方々とお話できる機会が得られる点もよいと思います。
★ インクジェット関連企業の動向を知る事ができた。
★ 会社が伝えたいことを多くの人に伝えることができました。気になっていた会社のCEOと会って、新しい商談のディスカッションをすることができました。
★ 多くの方が弊社や弊社商品について興味を持ってもらえた。
★ 拡販というよりは、情報交換の場として有意義な出展でした。
★ 同業界の集まりなので、アプローチ先が出展されているので効率的なコンタクトができた。目的が明確なので来場者もターゲットに合っているのでよい。
★ 色々な会社からフィードバックをもらえた点
★ IJのみに絞っているため,適格な人と話をすることができた
★ コロナもありましたので、予想以上に多くの新たな関係者と繋がることができました。
★ 多くの名刺をいただけました。
★ (出展者ではありませんが)各社の力を入れている分野がわかり、インクジェット業界とのつながりが保てたこと
★ (スタッフ感想)直接的に業界へ、間接的に社会への貢献ができて良かった。
★ 展示会の出展者として参加したのは初めてでしたが、自社の技術をお話しできる点、どのような技術に興味を持たれているのかが実感できる点、規模がちょうどよく来展者との距離が近い点、が良いと感じました。
★ 超大滴、超GAP方面へのインクジェット技術開発事例を知ることができたこと
★ 業界関係者とのコネクションづくりができた
★ 小規模な分、企業同士の対話頻度・内容ともに充実していました。
★ 他業種の方々との交流する機会となった。
★ 普段は直接会うことができないメーカー様やお客様と情報交換や具体的な相談ができたこと。
★ 関係者が一堂に介して集まって意見交換できるのは非常に良いと思っています。
★ IJ業界以外の来場者もあったこと
・見込み客情報が得られた
・普段会えない旧知の人にまとめて会えた
・懇親会は盛り上がって楽しかった
・若手の参加が多かった
・昨年来場のなかった会社が新規に加わっていた
★ 新規案件に繋がった。情報収集ができた。
★ 弊社にとって日本の業界の動きを把握できるうえ、日本でのビジネス展開にも大変助かります。
★ 対面でこれだけの方々とひやかしではなく短期間にお会いできる機会はないのでありがたいです。
★ 運営スタッフとして参加、ネットワーキングでいろいろな方とお話しする機会に恵まれた。

【各社の講演】★ 各社の講演資料はこちらから一括ダウンロード頂けます(どなたがダウンロードしたのかの記録の為、メルアドを収集します)

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講演会場は3部屋で、それぞれの定員が 118名・52名・46名でしたが、概ね席が埋まり、中には立ち見が出てしまったケースも見受けられました。コマ数x定員は 17×118 + 12×54 + 12×46 = 3,206 ・・・全て定員通り埋まったとすると「延べ 3,206名の方が講演会に出席した」ことになります。また一コマは 40分なので 40×3,206/60 = 2,137時間・人の延べ講演時間となります。

これだけの人数・時間、普段はなかなか聴くことのできない他社のプレゼンを聴いて新しい情報を得た・・・これはなかなか大変な成果ではないかと思っています。

【ネットワーキング懇親会】

私が最も重要視しているのがこのネットワーキング懇親会です。260人もの人が一堂に会すると必ずなにか化学反応が起きます!新しい出会いもあるでしょうし、長年会っていなかった旧友との再会も数多くあったようです。

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来年も JITF2024を企画する予定です。今年は 5~6月に 6週間も欧州展示会を巡るついでに放浪していたので初動が遅れた側面もあります。2024年も drupaに行く予定なので、その前に段取りをつけておこうと思っています。出展ご希望の方、早めに募集をかけますので、心の準備をお願いいたします(笑)

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