- 2024-1-23
- イベント参加報告
さる 10月 30・31日に2日間の日程で JITF2023(Japan Inkjet Technology Fair)を開催致しました。海外のインクジェット業界のイベント(IMI・TheIJC・IPIなど)をお手本とし、テーブルトップ展示会・講演・ネットワーキング懇親会から構成されるイベントです。海外にはそういうイベントが存在し、産業用インクジェットのコミュニティに属する人や企業が一堂に会して相互の交流を図る場が有るのに、何故か日本には無い・・・これが日本のインクジェット産業がイマイチ盛り上がらない一因ではないか?では、自分で立ち上げようと思った次第です。
今回の来場者数は、ネットワーキング懇親会参加者が 260名(出展社枠・OIJC会員枠・招待枠・スタッフ枠・プレス・一般参加枠)、一般来場者(出展社社員・一般来場)が収集した名刺のカウントで 600枚(600名)・・・単純合計で 850名ですが、両日とも来場された方や、譲渡されたパスで来場された方をカウントすると、2日間での延べ来場者は 1,000人を軽く超えました。正確なカウントは出来ておりませんが、昨年比で 20~30%増加した感触です。
昨年は第一回目だったにもかかわらず、大変な好評を頂き、今回はその時の様々なフィードバックを可能な限り反映させてブラッシュアップを図りました。まだまだ改善点は多々あることを承知しておりますが、先ずは「無から有」のイベントを立ち上げたことをご評価いただき、更なる改善と発展に繋げたいと考えております。以下、セクションごとに簡単な総括です。
【テーブルトップ展示会】
また「★ いろいろな方と会えて有益な話ができた」「★ 新しい情報を入手できた」「★ Nessan等、メディアの方に自社製品の紹介ができる」「★ 業界内での繋がりビジネスチャンスの模索に有益でした」・・・など多くのポジティブな感想を頂きました。
【各社の講演】★ 各社の講演資料はこちらから一括ダウンロード頂けます(どなたがダウンロードしたのかの記録の為、メルアドを収集します)
講演会場は3部屋で、それぞれの定員が 118名・52名・46名でしたが、概ね席が埋まり、中には立ち見が出てしまったケースも見受けられました。コマ数x定員は 17×118 + 12×54 + 12×46 = 3,206 ・・・全て定員通り埋まったとすると「延べ 3,206名の方が講演会に出席した」ことになります。また一コマは 40分なので 40×3,206/60 = 2,137時間・人の延べ講演時間となります。
これだけの人数・時間、普段はなかなか聴くことのできない他社のプレゼンを聴いて新しい情報を得た・・・これはなかなか大変な成果ではないかと思っています。
【ネットワーキング懇親会】
私が最も重要視しているのがこのネットワーキング懇親会です。260人もの人が一堂に会すると必ずなにか化学反応が起きます!新しい出会いもあるでしょうし、長年会っていなかった旧友との再会も数多くあったようです。
来年も JITF2024を企画する予定です。今年は 5~6月に 6週間も欧州展示会を巡るついでに放浪していたので初動が遅れた側面もあります。2024年も drupaに行く予定なので、その前に段取りをつけておこうと思っています。出展ご希望の方、早めに募集をかけますので、心の準備をお願いいたします(笑)