ITMA 2023(7):各社ブース MAS・MS・aleph

【MAS】

★ DOVER傘下になっていたプリンターメーカー「MS」社から、Roberto Usai氏以下、多数の開発技術者が脱藩して立ち上げた新会社

★ 出資者や背景詳細は不明。かつての MS社のオーナーの Luigi Milini(ルイージ・ミリーニ)親子は関与していないとの公式声明だが・・・
★ Roberto Usai氏(上の写真)はかつて MSにてシングルパス機「LaRio」を開発した腕の立つ技術屋で、今回出展した 3機種も僅か 18ヵ月で開発したと豪語

★ 高速機「EXTREME」

★ 垂直布送り・両面同時プリント機「VERTICAL」

★ 顔料インク機「TWELVE」にはサカタインクスの顔料インクを採用。同社のプラハ駐在員の竹本さんがサポートに立っていました。

【MS】

★ 一世を風靡したシングルパス機「LaRio」は今回は出展せず。
★ 京セラヘッド 64個搭載の「Mini LaRio」を出展。このあたりが高速機の落としどころということか・・・

★ 米国のコングロマリット「DOVER」は MSとインクベンダーの JK Groupを傘下に収め、デジタルテキスタイルプリントのトータルソリューションプロバイダーを目指したが、MSからは技術屋が集団で脱藩し、今後の展開は要ウォッチ

【aleph】

★ 小規模なイタリア地場メーカーですが、京セラヘッドを 48個搭載した 750m2/時の高速昇華転写プリンター・富士フイルム DIMATIXの SG1024を搭載した 140m2昇華転写機、及び同じく富士フイルムヘッド搭載の 480m2の顔料インク機を出展。顔料インクも富士フイルム製とされています。

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