誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(59):★★★オストリッツ Ostritz -1-

ザクセン州の「オストリッツ Ostritz」をご紹介します。

オストリッツってご存じ?とお訊きするまでもなく、非知名度ランクは間違いなく★★★でしょう。前章の Oybinに行くための拠点の Zittauを★★★としたのですから、まあ当然でしょう。Zittauは人口約 25,000人に対してこちらは 2,000人+、人口密度でも Zittauが 280人/km2に対してこちらは 93人/km2・・・こちらの方が更に「ドイツの端」感が強いです。気持ち的には★4つかなあ(笑)

もしご存じならば、またまた私と同好の士、かなりオタク趣味の方に違いありません(笑)私にとってはオイシイものが複数あるんです。既にネタバレもいいところですが、今回の行き先についてはツィッタウの1回目でガッツリ触れていますね(笑)このシリーズの第2回目なのでご記憶の方は少ないと思いますが・・・そこで「ちなみに Ostritzにはシトー派の修道院があります。次回は是非行ってみたいと思っています」と書いています。今回はそこを目指します・・・気になることは全部潰す!というのがポリシーです(笑)

Zisterzienserinnenabtei St. Marienthal an der Neiße (Luftaufnahme, 2019)
Von WolkenkratzerEigenes Werk, CC BY-SA 4.0, Link

Wappen Lage Data

駅から修道院までは徒歩で 2.9km、36分の道のりとあります。今回の放浪では2週間 200kmもの距離を歩きました。2.9km?東京ではそんな距離を歩くことはまずありませんが、ここでは「ん?2.9km?え、バスが無い?じゃ、歩こう!」って感じです。この頃から足の裏の皮が剥けそうになっています(笑)

航空写真ではちょっと分かりにくいですが、右の地図の方では駅がナイセ川の東側=ポーランド領にあることが判ります。そう、この町の最寄り駅はポーランド領にあるのです。

これは前回訪問時(2016年10月8日)に駅に停車中の列車車内から撮ったものですが、ポーランドの国境標識柱があることからこちらはポーランド領であることがわかり、ドイツ・ポーランド国境となっているナイセ川に架かる橋を渡ってドイツ側に行くということがよく分かるかと思います。

★★★オストリッツ Ostritaz -2- に続きます

関連記事

ページ上部へ戻る