東京パック 2022:写真速報(2)え?中国製の高速ワンパス段ボール機が稼働?

「写真速報(1)わおっ!なんだ、これ?」からの続きです

【岡山製紙】

王子製紙グループの一角に「岡山製紙」という、王子製紙が 30%強を出資するグループ企業があります。なんとそこにワンパス機と思しきマシンの写真があり、プリントサンプルが展示されています。え?と思って、帰宅してからウェブサイトを覗いてみたら・・・なんと、本当にマシンが設置され稼働している様子の動画あります!わ~お!

こちらに動画があります。

メーカーは中国深圳の Hanway…のひとつ、日本では「OCEAN TECHNOLOGY」社が代理店となっています。こちらにも動画がありますが、CGですね。説明してくれた岡山製紙の担当者によると、日本にもう一社入っているとのこと。知らないうちにこんなことが・・・

【オーシャンテクノロジー】

↑↑ 岡山製紙が導入した Hanway機の代理店で、こちらのブースにはスキャンタイプのプリンターが展示されています。プリントサンプルは深さが約 1cmくらいあるパルプモールドにプリントしたものなどユニークなものが並んでいました。メディアギャップは 2cmくらいは大丈夫とのことです。

【レンゴー】

「段ボールといえばレンゴー」という印象を持っていますが、こちらも「デジパケ」というベタな名前でデジタル印刷されたパッケージを展開しています。こちらのは板紙にプリントするのではなく、その前の段階・・・3層ある段ボールの構成紙の表面にプリントしてから段ボールを生産するというもの・・・とのことです。マシンは HPとのこと、インディゴではなくロール紙のワンパス・インクジェット機とのこと。efiの NOZOMIが日本への導入実績が無いので、やはり日本は遅れているのか・・・思いいこんでいたところ、水面下では着々とインクジェット化が進行していたようです。

「東京パック 2022:写真速報(3)え?マイクロ波でインクを定着?」に続きます

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