新春賀詞交歓会:朝の部

本日「新春賀詞交歓会」、まずは朝に部を行いました。大袈裟なタイトルが随分誤解を生んでしまったようで・・・要は「大野が各社に挨拶回りに出向くのが(今となってはオミクロン懸念もあり)億劫なので、オンラインで一気に新年の挨拶ごっこをしてしまおう」という感じです(笑)椿山荘でやるようなもんじゃありません(笑)

imageXpert CEO Mr.Yair Kipman

imageXpert社の Yair Kipman氏からは「プリンテド・エレクトロニクス」「3D」プリンティングなど新規分野が凄い勢いで進みつつある状況・・・そういうところは液滴観測装置が新たに必要になるので、彼のところに将来案件の引き合いはほぼ全て入ってくるんだそうです。例えば、今朝の Nessanの記事にある「GISを買収したナノ・ディメンジョン」も彼のクライアントだそうです。日本にもそういう新規案件はありはしますが、ホットと言える状況ではないですよね。この差はなんだろう。

Marco Boer氏は「印刷業界は結果として堅調だ。内容は言うまでもなくデジタルに追い風が吹き、旧来の有版印刷には厳しい。最近、資材の値上がりが激しいが、その結果デジタルとアナログのコスト差が縮小したことも理由のひとつ。またサプライチェーンの混乱がデジタルに新たな機会を生んでいる。これについては来週、1月 14日(金曜日)に OIJCの新春対談で詳しくお話する」とのこと。PODiジャパンの亀井さんも、「コロナは印刷業にとって変革に踏み切る大きなチャンス!」との説です。

他にも、リコーの佐藤さん、富士フイルムの福井さんが、電子写真では一社で完結出来たところ、産業用インクジェットはそうはいかない。いろいろなパートナーとのコラボ、願わくば日本連合で一旗揚げたい!との抱負も利かれました。東洋インキ(トーヨーカラー)の山下さんは顔料部門も統括することになられたようで、従来のインク+顔料技術で画期的なことをやっていきたいとのことでした。ドイツの精密ポンプメーカー KNF社の日本代表の坂下さんも、日本の産業用インクジェットの発展に貢献したいとのこと。

大野としても、欧州のサプライヤーイベント「TheIJC」がコロナで挫折してしまったので、是が非でもコロナの間隙を突いて、その日本版をリアルで開催したいと思っています。

また視聴者の皆様にも大勢ご発言頂きました。ご参加有難う御座いました。
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