ミラクロンの値上げについて

コダックフレクセルシステムを預かることになったミラクロンは、2022年 2月 7日から全製品を対象に 6%の値上げを発表しました。また、一時的な運賃サーチャージも導入します。

Chris Payne, CEO of Miraclon
ミラクロンの CEO、クリス・ペイン氏

Miraclon社は、原材料、エネルギー、人件費、流通コストの急激なインフレに直面しており、コスト上昇分をできるだけ公平にお客様に転嫁するように努めていると述べています。

Miraclonの CEOである Chris Payneは、次のように説明しています。「お客様のために供給を確保することは、私たちの最優先事項です。さまざまな要素を総合的に判断した結果、2つの異なる市場原理が働いているため、2つのアクションを取ることにしました。まず、原材料、人件費、光熱費、ビジネスサービスのコスト上昇に対応するため、全製品の値上げを実施します。第二に、サプライチェーンが大幅に延長され、流通・運送サービスの価格が上昇した結果、現在のコスト上昇に対応するため、一時的にサーチャージを導入しています。私たちは、コスト増は一時的なものであり、そのうち緩和されると考えており、可能な限り速やかにサーチャージの引き下げ、もしくは撤廃を行う予定です。この戦略は、お客様、サプライチェーン、Miraclonにとって最善の利益であると確信しています。」

ほとんどの版材、インク、その他のサプライヤーが同じ圧力に直面しているでしょうから、今後数週間、同様の話をいくつも目にすることになると結論づけるのが妥当でしょう。Miraclonは、https://www.miraclon.com/security-of-supply/ に詳細な情報を掲載したウェブページを開設しています。

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