Horizon:Smart Factory 2021 写真速報



先週(10月18日(月)~22日(金))平日5日間通しで「Horizon Smart Factory 2021」が同社のびわこ工場で開催され、コロナ禍の状況が急速に落ち着いてきたことでもあり、久々のリアルなプライベート展示会ということで参加してきました。ワクチン2回接種済や PCR陰性などの証明を提示し、マスク着用・消毒用アルコール完備など感染対策は万全で、これから暫くの間は、リアルイベントはこういう形になるんだろうなという印象です。

(画像はホリゾン社サイトから借用)

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個別の展示内容の解説は、各社サイトや専門紙・誌に詳細なレポートが掲載されることと思いますのでそちらをご覧いただくとして、全体の印象を写真速報ということでアップします。撮影禁止の掲示がありましたが、個別には許可を頂いて撮っています。不都合がありましたらお知らせください。削除など対応いたします。

↓↓画像はクリックするとスライドショーになります。

これはホリゾン社のサイトからの借用画像ですが「Change the focus! Finishing First!」とあるように「後加工視点で考える」というコンセプトを主張しています。印刷の主役に印刷機・プリンターを据えるというのは極めて自然な発想ではありますが、印刷が終わった段階では半製品に過ぎず、後加工機を通して最終製品にして完結する・・・既に市民権を得た「逆転の発想」かも知れませんが、これはこれで妥当なものに思えます。

逆に、後加工機(Finishing)を主役にすると「すべての(デジタル)印刷機と繋がることが出来る」と考えれば、デジタル時代はそれが主流なのかもしれません。となると、印刷機・プリンターメーカーがそれぞれ主役を主張し、個々にソリューションを訴求していた従来型の展示会は、今後どうなってしまうのでしょうか?

今回の来場者は約 1,000人/5日と聞き及んでいます。これが多いのか少ないのか?ビッグサイトで最後に開催された IGAS2018は事務局発表によれば 38,857人/5日、2019年に京都みやこめっせで開催された THINK SMART FACTORY 2019 IN KYOTOは約 3,000人/3日・・・数字だけ聞くと少ないようには感じます。

しかし「コロナ影響で外国人来訪者は実質的にゼロ」「ビッグサイトや京都市内のイベント会場に対して、湖西線近江今津という超不利な立地」「オンライン配信の進化とそれの参加者の関心度」・・・そのあたりを考慮すると、大きな成功だったと思いますし、むしろこういうハイブリッド型が今後の主流となりうることを示せたことで、従来型の展示会に猛省を迫るものと思われます。

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