- 2025-9-29
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駅からお目当ての修道院までは10分ほど歩きます。
まあドイツの大都市は別として中小都市・田舎町は街の真ん中に駅があることは稀です。1850年あたりから鉄道が急速に普及し始めた頃、煙を吐く蒸気機関車を町中には入れたくないとか、当時はまだ存在していたであろう都市の城壁を壊さなくてはならないなどの制約があったものと想像されます。
城壁はその後、人口が増加して居住地区を拡大したり、自動車の普及によって町中に通じる道路を新設・拡張したりする際に邪魔になって城門を残して撤去されていくことになりますが・・・
この町の場合はそれでも町の中心と思しき所まで 10分強なら楽な部類です。町によっては 30分近く歩くことになります。従ってドイツをひと月も放浪すると結構健康を回復するのです(笑)
上の看板は鉄道やアウトバーンにはよくあるのですが、付近の観光名所の案内です
郵便客ですね。一般に郵便局(Postamt)の建物は Grinderzeitに建てられた堂々と立派なものが多いのですが、ここのはメンテが行き届いていないのか、少しくすんで見えます
こういうのを「Wegweisser」といいます
上の建物はいい感じの Fachwerkですが、市の公式サイトの見どころリストによれば「Ehemaliges Brau- und Milchhau」となっています。ビールの醸造所兼牛乳生産所?そういうのあったんですかね?
左は Freheitplatzという、お役所の前の三角広場に立っている靴職人のブロンズ像です。特に由来は書かれていません。
さて、教会と修道院が見えてきました。