- 2025-5-16
- トピックス
業界各社 2024年度年間決算発表状況をチェックしています。今回はミマキエンジニアリングです。毎度の言い訳になりますが、現在 FESPAや LIGNA視察・取材を含め欧州出張中につき細かい分析がしづらい状況にあります。帰国後に必要に応じて補足・追記致します。ご了承ください。
数千億円~数兆円規模の企業が、まだ続いていた円安環境の中で、対前年で営業利益は回復したものの、トップラインの売上高は正直申して物足りない感じ・・・これがここまでのところの感触ですが、1000億円を目指すミマキエンジニアリングの今回の業績は立派なものと評価していいでしょう。売上高は 11%伸び、営業利益は 66%伸長し、営業利益率も 10.9%ということで先ずは御目出とうございます・・・ですね!
まあ、それもこの好業績があってのことということでしょう。池田社長・裕司さんのお顔に出てますよ(笑)
只今現在はアホトランプのせいで少し円高に振れており、所謂大手が売上高を実質横ばいのような見通しを出してきている中で、普段は超保守的なミマキが 5.5%の伸びを提示しています。
利益に関しては 1.0%の伸びと例によって保守的に見えます。が、例えばドミノ(ブラザーの大研究で触れた)のように、利益を出そうと思えば開発費を削ってしまうという手もあるので、10%以上の営業利益率を上げているなら、それを上回る分は「先行費用」として開発費に回す方が、個人的には好きです。
まあ、このあたりはトランプ関税問題が落ち着く時期に、また見直すということで、他社同様、今回はあまり突っ込まないことにします。
なお、このメルマガが配信される(ハズ)の本日 5月 16日、新成長戦略を公表とのことです!業界では中期計画と称してなんだかパンチの無いのが多い中で、ミマキにはそういうのと一線を画した内容を期待しています!マジ、頼みますよ(笑)