- 2023-7-21
- トピックス
欧州放浪の総括(6)費用分析からの続きです
このシリーズでは、私の「展示会視察&プライベートの6週間に及ぶ放浪」に関して、皆様から頂いた「宿の予約はすべて事前にやっていったのか?」「費用はどのくらいかかったのか?」「放浪とは言うが、行く場所は全くの思い付きで決めたのか?」「自分も定年後に行きたいところがあるが、リスク管理はどのようにしたのか?」・・・等々のお問い合わせに対し、「1.旅程の構造と設計」「2.どこに行きたかったのか?何故そこに行きたかったのか?」「3.予約の実際」「4.放浪のリスクマネジメント」「5.費用分析」などの観点から解説してきました。
ここからはその纏めを書いていきます。
まずは「2.どこに行きたかったのか?」・・・は、満たされたのか?その成果から
★ 誰も知らないような小さな町を、出来るだけ沢山訪問してみたい
上の地図をご覧ください。青のマークはこれまで行ったことのある町です。赤はこれから行ってみたい町です。そして黄色が今回訪問した町ですが、そもそも青だった町を再訪したものも含みます。これらは「誰も知らないドイツの町」シリーズで紹介していきます。随分沢山のネタを仕入れてきました。暫くはネタ切れの心配はなさそうです(笑)。因みに、緑は今回、黄色の町に行くために「ハブ」として連泊した町「シュテンダール」「ノイブランデンブルク」「シュヴェリン」そして「グダンスク(独:ダンツィヒ」です。
1991年 11月に訪れた「タンガーミュンデ(Tangermünde:Tanger川の河口という意味)」のラートハウスです。
大振りで無骨な教会建築などが多いという印象の「Backsteingotik(煉瓦造りのゴシック建築)」ですが、コンパクトで繊細な装飾が異彩を放っています。今回、再訪して是非見たかった建築物です。
★ 都市城門(Stadttor)も堪能しました!
★ そして念願の Marienwerderのドイツ騎士団の城とカテドラルに行くことができました!凄い建築物です!
★ ウィーンで見たいものは王宮や音楽関連ではなく、Rotes Wien(赤いウィーン)と呼ばれた戦前の社会主義政権時代に盛んに建てられた「労働者向け集合住宅」
★ 駐在時代の同僚や知人には出来るだけ沢山会っておきたい
★ 鉄分もたっぷりと補給してきました
★ そして勿論、4つの展示会をしっかりカバーしてきました。報告はこちら
次回は最終回で、買って帰った戦利品?(買ったんだから戦利品とは呼ばないか(笑))と纏めを書きます。