- 2023-5-28
- イベント参加報告
今回の FESPA 2023はミュンヘンのメッセ会場の A1・A2・B1・B2の４棟を使って開催されました。2019年にも同じミュンヘンで開催された時には６棟を使っていたので展示面積的には 2/3になった勘定です。「コロナからの回復期で、各社ともまだ全力投球ではない？」「コロナで傷んだ企業は出展見合わせ？」「デジタルシフトでアナログ系の企業が減った？」などいろいろ考えられます。
まずは各棟のフロアマップの画像をアップします。
【B1】
なんといっても入り口直ぐのところにブースを構え、かつ占有面積も最大のミマキエンジニアリングが一番目立ちます。面積的には「EPSON」「BROTHER」がそれに続きます。「RICOH」「AEOON（オーストリアのDTG機メーカー）」「d-gen（韓国のテキスタイル機メーカーで DGIに買収された）」などが続きます。
【B2】
占有面積的に「AGFA」が大きく「CANON」がそれに続きます。目立ちませんが中国深圳の「FLORA」は２つを合計すると３番目の広さです。他に英国の「SUN CHEMICAL」、韓国の「INK-TEC」（JETRIXというブランドでプリンターも出している）、リトアニアの「VEIKA（DIMENSEというエンボスプリンターで知られる）」、インクジェットではないですがベルギーの「XEIKON」などが居ます。
【A1】
占有面積からは「富士フイルム」が最大で、米国の「EFI」がそれに続きます。続いて「ローランド DG」「SwissQprint」、イタリアのテキスタイル機メーカー「ALEPH」などが続き。「武藤工業」も居ます。
【A2】
ここは「DURST」が最大の占有面積を誇ります。続いて「HP」、中国メーカーの「LIYU」も目立ちます。カッティング機の「ZUND」もここに居ます。
【DTFが花盛り】
なお、フロアプランでは字が小さ過ぎて読めませんが（というか、そもそも小さいブースなのですが）今回は有象無象のブランドを含めて DTFが花盛り、まさに爆発していました！多くは中国製ではないかとは想像しますが、とにかく知らないメーカーのが乱立状態！写真はほんの一部です。ただ、その中では RICOHのが流石と思わせるアプローチをしていました。これは別途 RICOHの項目で書きます。
