FAX・・・ってどうよ!

もうオワコンになって久しい「フロッピーディスク」とか「FAX」だけど、まだ偶に「住民データの入ったフロッピーを紛失した」なんてニュースがあって「昭和かよ?」って驚くことがある。今回は FAXの手書き転記のミスがまたしても…まあ、氷山の一角のつまらない事例ではあろうけれど、一事が万事!

郵便からFAXに変わった頃はその速報性が画期的だったんだろうけど、所詮は手書き文字からの転記は残った。デジタル化すると、元データを入れるところでミスは起こり得るが、転記する人はいなくなり、転記ミスはなくなる。

20XX年までにガソリン車を廃止するとかなんとか言ってる前に、2030年までにFAXを撲滅する!とかやったらど〜なの?全国の病院や保健所からFAXで毎日データを吸い上げてたコロナ報告のドタバタと壮大な無駄からまだ学べないのかね?
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この私の facebook投稿に対してレスがあり、下記のやり取りとなりました:

★★:業者が手書きファックス送ってくるのは、しょうがなくてもですね、手書きファックスは、いまでは無料光学的読み取り(OCR)機能でデジタル文字に変換できるのですわ。一番いいのがGoogle DriveのOCR機能。Google Drにスキャンコピーして、ただで一瞬にデジタルメモに出来ます! 群馬県に誰か、教えてあげて!!

大野:流石、Google Drive のOCR機能をお使いですね❣️私も写真で撮った博物館の説明ボードとか書籍などをデジタル化して DeepL翻訳にかけたりするのに大変重宝しています。ただ、手書き文字にどこまで正確に対応出来るかは少々疑問が残ります。もう何十年もペンや鉛筆などの「重いもの」を持ったことがなく、手の筋力が退化した私のミミズ文字がO CRでデジタル化出来るとは思えないのですが( ^ω^ )

大野:よく考え見れは…それって、「手書きで送られてきた手書き数字を OCRでデータ化する」作業やそれをする人は残るわけで…手書きの転記ではないけれど、アナデジ変換・デジタル転記なワケですね!アナログのまま転記よりマシですが、本質的ではないように思われます

★★:それはそうですが、例えば 20ページくらいの手書きメモとかを、(1)人間が読んでデジタルメモに入力し直すのに要する時間と、(2)手書きメモをスキャンし、GDの OCRでデジタル化し、点検・微修正するのに要する時間では、圧倒的に②が早い、ということで、DXは、イ)作業の時間効率の圧倒的効率化、ロ)作業する人員のスキルへの要件が初歩的 ITスキルで事足りるようにできる、という 2点で大進化と思います。

この群馬県の件では、上記 ロ)は余り該当しない感じはしますが、多くのケースで、従来型の従業員の仕事が、単純 ITスキル労働者の仕事に転換されますね。スキャン、OCRまでなら、日本語分らんアジア人のバイトさんでも出来ますからね。

大野:20ページの手書きメモ・・・といったドキュメント・書類のデジタル化は確かにそうですね。一方で業務で使われている FAXで送られている情報の大半はデータ・・・注文書とか伝票とか患者数報告とかなどの数字情報です。こういうものを途中でデジタル転記させるなら、入力の段階でデジタル化しておけよ!というのがポイントです。デジタル化の本質は「中抜き」・・・付加価値をつけない単なる伝達・転記を中抜きして不要にすることです。これって、★★さんの日頃からの主張・・・ゾンビのような中小を整理統合して無駄を省く・・・のと同じ文脈だと思います。

20ページの手書きメモにしても、そんなもんを途中で OCRでデジタル化させるなら、最初に自分で OCRでデジタル化してテキストで送ってやれよ!・・・と思いますね。結局それができない、ジジババに配慮・忖度し過ぎてズルズルいってませんか?ということです。

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