誰も知らないドイツの町 Unbekannte deutsche Städte(60):★★★ニースキー Niesky -4-

★★★ニースキー Niesky -3- からの続きです

Zinzendorfplatzを抜けた南側に接する道路 Ödernitzer Strasseに面して、住宅兼店舗の建物がありますが、その側面にレリーフらしいものが見えます。

ネット検索でもあまり情報は無いのですが、旧東独時代に制作された Siegfried Schreiberの作品と思われます。

Die Bitten der Kinder 子どもたちの祈り

„Die Häuser sollen nicht brennen.
Bomber sollt man nicht kennen.
Die Nacht soll für den Schlaf sein.
Leben soll keine Straf sein.
Die Mütter sollen nicht weinen.
Keiner sollt töten einen.
Alle sollen was bauen.
Da kann man allen trauen.
Die Jungen sollen`s erreichen.
Die Alten desgleichen.“

Bertolt Brecht (1951)

“家屋は燃えてはならない。
爆撃機は知られてはならない。
夜は眠るためにあるのだ。
人生は罰であってはならない。
母親は泣いてはならない。
誰も、誰も殺してはならない。
すべての人は、何かを作ることができる。
すべての人は信頼できる。
若者は達成しなければならない。
老人もまた然り”

ベルトルト・ブレヒト (1951年)

Stadtkrug お!居酒屋があるぞ!(笑)この町で一番古い飲食店のようですが、2022年 5月時点ではコロナの為に通常営業はしていませんでした。私が期待するような、ドイツによくある昔ながらの居酒屋というより、ハンバーガー屋という感じのようですね。

“Mode Eck” 旧東独の町にありがちな、ちょっとチープな衣料品店です。ここまでのところ、町で人と出会わなかったんですが・・・商売になるんですかね?ちょっと不思議というか、心配というか・・・

まあ、こんなところですかね・・・週末なのでマルクトが立っているとか、飲食店が営業してるとか、人通りがあるとかなら、もう少し居て雰囲気を感じてもいいんですが・・・限界集落ならぬ「限界都市」っていう言葉を思いつきました。綺麗にリノベーションはされているのに・・・

★★★ニースキー Niesky -5- に続きます

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