JITF2022:出展社からのフィードバック

先般実施しました「出展社からのフィードバック」を纏めました。

26名の方から回答頂き、多くのポジティブな感想を頂きましたが、来場者とは異なった視点での要改善点のご指摘も大変有難かったです。すべて実現することは難しい面もありますが、出来るだけ次回に反映させて、よりよいイベントにしていこうと思います。

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1.全般的な評価

回答を頂いた26名の方全員が「出展してよかった」と回答されています。まずは好印象を持って頂けたようで安心しました。

2.良かった点(代表的なご意見)

★ 目的がはっきりされた方が展示ブースに来ることで、開発に必要な生の声を聴く事が出来た事。市場のトレンドもセミナー視聴で得ることができ、両方のメリットを備えた非常に有意義な会だと改めて感じました。
★ インクジェット関連の集まりとあって、内容が濃く。新しいビジネスの話から得意分野の人材発掘まで今までない成果をえられた。会社の成長には欠かせない展示会と言える。
★ 技術的課題やどういったことをやってみたいかなど、会社のフィルターを通さずにお話できる機会になり、非常に楽しく今後の製品開発に参考になりました。
★ 情報収集のみならず、業界内のキーマンとお話しでき、覚えていただき、人脈形成につなげられること。

3.改善すべき点に関して(代表的なご意見)

✕ セミナーについては、同時間帯に有名企業様と被ると、どうしてもそちらに人を取られ部品メーカー単体でのセミナー集客は厳しいと感じました。
✕ セミナーを全て聴講しづらい。できれば録画配信をして頂きたい。
✕ テーブルプレゼン、3部屋に分かれた講演、すべてが同時進行なので調整が難しく、例えば大きな会場ひと部屋だけで運用し、展示エリア以外にも椅子を並べた講演エリアを設け、厳選された講演を聞きながらテーブルプレゼンも出来るような場があれば面白いかもしれません。

✕ エンドユーザー様の来訪をもっと増やしていただきたい。
✕ 今回プレゼンを行わせていただきましたが、どのような方々にお聞きいただけたのかを知ることができれば良いなと思いました。例えばプレゼンを聞く場合は名刺を 1枚提出いただくなどはいかがでしょうか。名刺提出を必須にした場合、聞く人の制限になるため、任意程度でも良いかと思います。私自身は開発の立場であるため、そこから販路を探ろうというわけではなく、どのような方にお聞きいただいたか、興味の方が大きいです。

✕ セミナーは質問時間を10分程度確保し、1社50分か、バッファーとしてセミナー間に10分時間をとってはどうか。
✕ テーマを決めて、小会議室で言いたいことを遠慮なく言えるような場があるとよい
✕ ネットワーキングパーティは、マッチングサービス的なものがあるとありがた

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講演会の運営に課題が多いと思います。出展全社に講演枠を提供すると下記の計算になります。

TheIJCや IPIと同じ形式で、全出展者に公平にプレゼン時間を与えると、例えば 30分/社x40社=延べ1,200分となります。が、30分では質疑時間が窮屈・・・という声も多く 40分/社としたので 延べ1,600分2日間のイベントなので、3トラックとして平均すると約 540分/トラック・2日間となります。2日目は少し早めに切り上げるので、初日 360分/トラック・2日目 180分/トラックとなります。あれで結構ギリギリなのです。どのパラメーターをどう動かすのがいいのか悩ましく。ご提案があれば是非お寄せください。

聴講者名簿・録画配信などは検討したいと思います。ただ、録画配信は視聴率(というか、最後までしっかり視聴する率)が非常に低いことも経験しています。今回、希望の多い講演に関して再講演をお願いしようと思います。

4.テーブルトップ展示に関して(代表的なご意見)

✕ 少々狭さを感じました。(コロナ思考だからでしょうか)特に、講演が終わると人が押し寄せてきて、圧迫感を感じることもありました。
✕ 来場者は多かったように思います。ただ開発側が多いので、ユーザーサイドへの浸透はこれから必要ではないでしょうか、特にブランドオーナー。講演も同様のように思います。使い手側の声が聞こえると、広がりが変わると思います。

✕ 費用は上がってもランチ付きのほうがいいと思います。
✕ 昼休みをもう少し長めにとって見学時間を増やせると良い
✕ たまたま当日が二十度近くまで気温が上昇したからか分かりませんが、人の密集の関係、暑さを感じました。当方の隣のブースの方もそのように独り言を仰られてたので暑かったものと思います。
✕ 常時、打合せや飲み物、サンドウィッチ等の軽食販売があれば、尚、良かった

◯ 山手線内且つ駅近で、とてもアクセスしやすい。広さも丁度よく雰囲気も明るくて良い。
◯ 出展社が分野別に並んでいなかったことで、新しい繋がりや情報交換ができて良かった。

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「費用は上がってもランチ付きのほうがいい」「飲み物、サンドウィッチ等の軽食販売」・・・検討します。今回も一応「弁当支給」などを考えたのですが、富士そばやマックが近いので、まあそちらで何とかして頂ければ・・・と考えた次第です(笑)

5.講演会に関して(代表的なご意見)

✕ 講演会がメインのようなイベントと感じたので、講演会ももう少し広めの会場でも良かったのかと思いました。
✕ 講演の間は5分程度を入れ替え時間等のために取った方が良かったのではないか。講演室のプロジェクター幕が小さかった。後方席からでは見ずらそうです。
✕ 出来ればすべて同じ部屋で講演できればよかった。

✕ 通訳がいるとより理解しやすい
✕ 発表者位置からスクリーンが見えにくい点は気になりました。
✕ Movieを実施する時に音が出ていなかったので事前設営の改善点かと思います。

◯ あんなに盛況になるとは予想していませんでしたが、大きな会場にパラパラよりは立ち見がいるほどの状況で講演する方が良かったと思います。

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同時通訳は集中力が必要なので3人がセットでAB・BC・CAと2人が組んででローテーションします。3人で 10万円/人・日が相場です。加えて遮音ブース設営・運営スタッフ人件費・レシーバーレンタルなどを含めると、ざっくり 100万円/日、2日で 200百万円かかります。今回は予算上無理でした。

前回 2020年 1月のコンファレンスは外国人講演者が半分居たので同時通訳を付けましたが、参加費は 70,000円(早割で 30%オフの 49,000円)でした。

また、海外のこの手のコンファレンスはそもそも同時通訳なんて付きません。国連安保理事会ならともかく(笑)費用面とは別に、皆様に少しばかりは海外のこういうイベントの雰囲気を感じてほしいとの思いもあります。スライドもあるので、このくらいの英語はなんとかクリアして頂ければ(海外で仕事をするにはどのくらいのヒアリング能力が必要かを感じて頂ければ)とも思う次第です。

6.ネットワークレセプションに関して(代表的なご意見)

✕ 楽しみはできたのですが、お知り合い同士のグループが形成され、新参としては話しかけにくい環境でした。
✕ 普段会えないような人に会える機会はとても貴重であった。テーマ毎に部屋に分かれて、そこで飲みながら、話をするような機会もあるとよいのでは?

◯ 海外からの方もいたので英語での進行は良かったと思います。
◯ とても良かった。スタッフが多く、飲み物もすぐ手配できた。食事がもう少し多いと良かった。笛の演奏もアクセントとなり良かった。次回はバンドかミニオーケストラの演奏があると良い。
◯ こういう場でないとなかなかお会いできない同業の方々とフランクに話せるという点で、非常に貴重と感じました。

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概ねお楽しみいただけたようでよかったです。私も感じていましたが、同じ会社で固まる傾向があるな~と・・・社内懇親会になっている側面もありますね。半強制的に掻き混ぜた方がよかったかな(笑)

7.レセプション参加の感想や価格に関して

★ 飲食の内容(質・量)と入場価格はまあ妥当と思う:19人
★ 飲食の内容(質・量)はまあ妥当な範囲だが、入場価格はもっと高くても良いと思う:5人

まあ、概ね妥当な、あるいは安めの価格設定だと受け取って頂いたようです。

8.スタッフの対応は?

◯ 大盛況の中、出展・来場者のみなさんが笑顔で締めくくることができたのはスタッフの方々のおかげだと思います。
他、多くの好意的なコメントを頂きました。

★ 誰がスタッフかがわかりにくかった

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スタッフにはイベント Tシャツ着てもらおうかな(笑)

9.次回も出展したいと思いますか?

是非出展(運営に関与)したい:21人
ど~しよ~かな~(笑):5人

概ね好意的なコメントと、改善点のご指摘・建設的ご提案に改めて感謝致します。来年も開催しようと思いますので、予算取っておいてくださいね・・・ちょっと多めに(笑)

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